映画『インセプション』を10年ぶりに観ました。



公開当時、渡辺謙さんがディカプリオと共演!
と日本でも大きく取り上げられましたね。

2010年公開ですからちょうど10年前。
 

当時、映画館で鑑賞した感想は

「なんとなく、おもしろかった」

という、なんともフワフワ感想でした。


題材自体少し難解ですが、
なんとなくわかったような気になれる映画でした。



先日、10年ぶりにご縁があって鑑賞しました。


潜在意識と関わるようになって初めてです。



とても、とても、
興味深い映画でした。



この映画の世界観では

夢が三段構造になっていて

現実世界の時間経過が、
階層を降りていくにつれ
数時間、数週間、数年と時間の感覚が変わります。

つまり現実世界で10時間の出来事が
最下層では10年になります。


夢の中で殺されると
一つ上の階層にもどれるのですが、

強い鎮静剤で眠りについた場合は
夢の中で死んでも覚醒できず
『虚無』
という別次元の階層に入ってしまいます。


『虚無』の階層に落ちてしまうと、
肉体が現実世界に戻っても
精神は虚無の中でさまよい
夢と現実の境がなくなり
魂が無くなるのだそうです。


すごく面白い表現。


もちろんフィクションの映画なんですが、


『人が想像し得るものはすべて既に創造されたもの』

という概念が正しいのだとすれば、


夢と現実はパラレルワールドなんじゃないか、
と思うのです。


今現実と思っているこの世界も夢かもしれない。


心ここにあらず、
心を亡くすと書いて『忙しい』


自分を犠牲にして忙しく生きる人は
すでに虚無の世界で生きているのかもしれません。


最近、
有名人の自死のニュースが相次ぎ、
鉄道の人身事故も頻発しているので、



この虚無の世界を終わらせて
どこかの現実世界に行きたいと
思っちゃったのだろうか…


などと考えてしまいました。




インセプション公開から10年。

映画の世界観では
現実世界の10時間=三段目の階層で10年


当時、映画を見終わって
フワフワしていたあの頃と
ようやく時間が一致したのかもしれませんね。

 

この10年、辛い事だらけでしたが、

『潜在意識』という奥の深い世界と出会い、

お仕事として人に喜んでいただけている。


本当に幸せです😊



この世界が虚無だと早合点せずに
この素晴らしい世界で心豊かに生きていく。


そして寿命が来たときに
「あぁ、いい人生だったな」と笑って
上の層に行きたいものです⭐️


ひとりでも多くの方に
心豊かで笑顔になってもらえるよう


これからも精進します😊😊



NEO