ネオスタンダードグループ代表:清水大樹のブログ

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新しい試みには必ず保守派と革新派に分かれる性質があり、

当社においては新卒採用についても2015年から開始した為、

賛成派と反対派に分かれる。


新卒採用は中途採用と比較して中長期的な視点で

捉えなければメリットは見出せない。


社会経験が皆無である以上、当然の事ではあるが、

戦力として前線で業務を行う前に必要な教育が非常に多い。

一見すると手間もコストも膨大に掛かっている様に見え、

中途採用と比較すると非効率に感じてしまうかもしれない。


しかし企業が拡大する上でメリットも存分にある。


まずは「均質な若年労働力の確保」だ。

少子高齢化が進む中、中途採用での若年労働力の確保は

非常に難しくなっているのと同時に人材の質も様々である。

その中で新卒採用は年齢・学歴・社会経験などの面で、

ほぼ均質な人材を同時期に、まとめて迎え入れる事ができる。


また一括採用する事で採用活動、受け入れの諸手続き、

教育を一括して実施出来るため、採用から教育までに掛かる

一人あたりのコストダウンも図る事が出来る。


次に「人員構成の適正化」、企業の人員構成比は高齢から

ピラミッド型になる事が望ましい。

年齢構成比を均一にすることで、給与バランス、管理バランス、

業務バランスを均一にする事ができ、

定年退職による離職時に発生するコストや抜けた穴を埋める事も

企業側の負担になり難い。


次に「組織の活性化と強化」に繋がる。

新しい風は組織全体に活気が生まれ、新入社員の存在が

既存社員の意識を高め、育成に至っては経験や知識を

言語化することで教育者の個人的な成長へも繋がる。


また同期という特殊な関係性を持っている事により、

横のつながりを持つ事で縦割りの組織に横糸を通す事ができ、

部門間の連携などで重要な役割を果たす事が出来る。


次に「企業文化や風土の継承」、どの企業にも属した事の無い

新入社員は特定の企業の色に染まっておらず、

初めて入った会社の色が基準となるので、

自社の企業文化に根ざした人材を育成する事ができ、

企業文化や風土の継承がされやすい。


また中途では採用が困難な管理職についても、

長期的に働く新卒社員を育成する事で、

将来のコア人材の確保にも繋げる事が出来る。


他には「採用活動による企業広報の役割」も担う事が出来るなど、

多くの新卒採用メリットが存在している。


私自身も未だ、この目で直接見た事はないのだが、

新卒で入社した社員達が業務の中心を担い、管理職になり、

活躍する姿と、その時の企業の状態・状況を早く見てみたいと

心から思っている。