先週、今週と大切な人を亡くされた喪失感から体調を崩され受診した方のインテークを続けてとった
この仕事をしていると子ども…親…兄弟…友人…など大切な方を亡くされた様々な年齢の方と出会うことも多い
問診票を読み、その方の哀しみの奥に踏み込むことに躊躇する
インテーク中、哀しみに蓋をして、ただただ哀しいとずっと涙を流されている方もいれば、今まで抑えてきた亡くなった方への溢れる想いと苦しみを語りはじめる方もおられたりと、哀しみの表現は当然、人それぞれだ
私自身、子どもを、親を、友人を亡くし、やり場のない哀しみに対しての苦しみや怒り、自分を責める辛さや虚しさなど、いろいろな心の闇が次々と押し寄せてくる体験がある
その経験が仕事に活かされる時もあれば、重荷に感じる時もある
私の仕事の一つのインテークは診察前の予診をとること。
限られた時間の中で淡々と粛々と行うよう心掛けるものの、なかなか難しい
心理の勉強をしようと思ったのも、その葛藤がはじまりだったような気がする
そして最近思うのが、ケースワーカーの仕事って、他職種と違い
わりと自由な「ゆるぎたるぎ」のある幅広い支援ができることだと思ったりする
私の勤務している病院では、医師や看護師、薬剤部からも診察後、よくフォローお願いしますと連絡がある
しかも予診をとるということは、勇気を出して緊張する中、来院して医師より先に自分の心の中を話をした人ということで、わりと印象に残りやすく親しみも持ちやすい(そうあって欲しい)
そして私の勤務先のケースワーカーはみんな結構アツい!
人数もそこそこおり、おせっかいおばさん&お姉さん多し。
時間があるときは予約や受付状況をチェックして、気になる患者さんが来院されたら
○○さんに会ってきますとどんどん会いに行く。
来るのを待ってても、なかなか会えないので、敢えてこちらからタイミングをみて会いにゆく。
掛ける言葉が見つからず顔を見てご挨拶して、少しだけ一緒にいる時もあれば
会うたび毎に、心の内を少しずつ話しはじめ、時には誰にも話せなかった怒りをぶつけくれたりする方もいる
雑談からはじまる相談、雑相(ざっそう)の効果は、なかなかだ。
話が長くなり、もはや何が言いたいのかわからなくなってきたけれど(笑)
精神科とか心療内科とかメンタル系の病院って受診するのに戸惑いもあると思うけど
眠れんなぁ
食べれんなぁ
ちょっと憂うつやなぁ
楽しめてたことが最近楽しめないなぁ
誰かに気持ち聞いてもらいたいなぁ
仕事や学校行きたくないなぁなどなど
悩みの大きさに関係なく
私の心
ちょっといつもと違うなぁと感じたら、ぜひお越しください
みんなで
少しでも楽しく生きることや自分らしく生きてくことを一緒に探したり応援します
時には雑談をしながら
と簡単に言っても…やっぱり受診するのには勇気がいるけど待ってます。
という
ケースワーカーの独り言でした