私のファーストリネンはシーツでした。
ウクライナ人の友達が贈ってくれたシーツとピローケースとデュベカバーのセットで、偶然にも現在ねんねんの輸入元のメーカーのものでした。
真ん中の妹がリネンのベッドシーツを欲しがっていたこともあり、リネンっていうのものはいい、とは聞いていたけれど、コンランショップなんかでみるベッドリネンの価格は、気軽に買えるものではないし、いつか余裕ができたら、と後回しにしていました。
でも、実際に使ってみると、びっくりするほど気持ちいい!
あまりの衝撃にしばらくシーツの上で両手両足を開いたり閉じたりして感覚を楽しんだことを覚えています。
お恥ずかしい話、当時の私は季節を問わず、寝汗をすごくかいてたので(冷えから来る、体温調整機能の低下だったんですかねぇ)、コットンシーツで寝ていた時は、夏は熱はこもるわ、べしゃべしゃになって不快だわで、冬は汗で湿ったシーツが今度は冷えて夜中にぶるぶる震えていました。
そんな体質だったので、リネンの速乾性とさらっと涼しい肌触りには本当に驚かされました。
それからは、リネン一筋です。
リネンを知ってしまうと、ホテルや誰かのお家のベッドで寝る時、(あぁ、これリネンじゃない…)ってすぐわかります。
そして自分のベッドが恋しくなります。
リネンシーツは夏は涼しく、冬は暖かいので365日毎日使えます。
そしてとても丈夫なので何年たってもへこたれません。
使えば使うほど柔らかくなっていくので、自分のリネンを育てているような楽しみがあります。
私の家族は一番下の妹を除いて、寝ることが大好きです。
小さい頃から週末のランチ後、家族がそれぞれ自分のお部屋で、童話の眠りの森の美女みたいに睡魔にあらがえず、思い思いのスタイルでお昼寝していました。
そうなると一番下の妹は、することも遊ぶ相手もいなくてつまらなかったそうです。
私にとっては、寝ることは最高の娯楽であると同時に上手く眠れないと翌日のパフォーマンスに大きく影響してしまいます。
最近美容やダイエットにもとても効果的ということで、睡眠の専門家が話題になっているのを耳にしました。この方のアプローチはストレッチや瞑想がメインでしたが、私はベッドリネンも大きく影響していると感じています。
ストレッチや瞑想は毎日行う必要がありますが、リネンシーツは一回購入すればいいだけです。
よく言われていることではありますが、人間は人生の1/3は寝ているのだから、その大切な活動を起きている時間と同じくらい充実させることはとても大事だと思います。
そう考えると、飲み会2-3回分で手に入るリネンシーツは早く揃えておくに限るんじゃないかと、個人的には感じています。