こんにちは。今日はPS3編です。


2008年の8月24日まででPS3は63万9674台販売しています。

だんだんデータが古くなっていますね(^_^;)

そのうち最新のデータに更新したいと思います。


さて、このPS3の数字ですが、はっきり言って

これまで紹介してきたPSP、DS、Wiiに比べると普及スピードは非常に遅いです。

半分以下のスピードです。


「PS1、PS2と馬鹿売れしていたのに何故?」


とお考えの方もいるかと思われますが、やはりそれなりの理由があります。

考えられる理由を以下に挙げたいと思います。


①初期の値段が高すぎた(安いものでも4万9980円)

②ロンチタイトルで魅力的なソフトが少なかった

③初期に本体の出荷が少なすぎて、大幅な機械損失

④今もソフトが少ない


①~③は全てPS3発売当初の失敗です。

①はこれでも発売前の値段発表よりは値段が抑えられています(;^_^A

現在は値下げがなされて1万円ほど安くなっています。

②の「ロンチ」というのは、本体発売と同時に発売されるソフトのことです。

このロンチソフトにあまり魅力的かつ注目を浴びるソフトがありませんでした。

WiiはWiiスポーツなど、がっしり売れる作品を投入出来ていましたが、それと比べると対称的です。


④に関してですが、たびたび魅力的なソフトが発売されるものの、根本的にソフトが少なすぎて、

潜在ユーザーの満足度・興味を高めることが難しい状況です。


「このままだとWiiにゲーマーを全て取られるんじゃないの?」


と思われるかもしれませんが、そうは私は思いません。

コーエーさんの無双シリーズは中々Wiiでは売れなさそうですし、

コナミさんのメタルギアソリッド4のような性能を追い求めるソフトはWiiでは本領を発揮できません。


実際MGS4はPS3のソフトとしては異例の60万本超えを果たしましたし、成功と言えます。

来年にもしかすると発売されるFF13もありますし、少しずつゲーマーは集まると思います。

Wiiがファミリー層をターゲットにした分、PS3はゲーマーさんを取り入れて生き残るという理論です。


PS3は高画質のブルーレイディスクも見れますし、トロステという無料サービスも充実しており、

持っている人の満足度は案外高いと言えます。

PSストアにアクセスして、PS1のソフトを安く買うこともできます。PSアーカイブス というサービスです。


現在のPS3の累計販売数は約230万台。

Wiiと共存しつつ、どれだけソフトを出せるかがカギです。

SCEさんはソフトをバンバン出せる会社ではないので、

他の会社をどれだけサポートできるか注目ポイントです。