万博のシンボルの大屋根リングのエレベーター乗り場から会場を行く人々を眺めながら
いいことも悪いことも、幸運も不運も、いろんなことが起きての人生だなあ と思った万博です。
大阪関西万博は2025年4月13日に開幕、10月13日に終了。半年間のイベントでした。
万博に行きたくて、チケットを開催前に購入していました。
ところが、万博開催の前に突然、不運な出来事が身に起きました。
私は4月5日に転倒して大腿骨の付け根を骨折しました。救急車で運ばれ、股関節の交換の大手術を受けました。
2ヶ月の入院を経て、家に戻りましたが、まだ何分も続けて歩くことが困難です。
万博には 行けないと 完全にあきらめてました。
神戸から大阪万博は距離がすぐのこともあって 娘は3回も万博に行ってて、楽しい話しを聞かせてくれます。
それは私にとって唯一の楽しみでした。
万博も開催期間が残り1ヶ月となった頃、
私が歩行のリハビリで、老人介護施設の送迎バスの2段のタラップが 人の手を借りずに、危なっかしいけれど、乗り降りできるようになったことを話しました。
途端に、娘が 万博に連れて行ってあげるっと、車椅子をマイカーに積んで 万博会場に行くことになりました。
万博の駐車場に着くと、万博会場行きの無料バスに車椅子も積みかえて優先入場させてもらえました。
万博の各パビリオンには からだの不自由な人のための優先入場口が設けてあって 並ぶ時間が短くて入場できます。十数箇所以上のパビリオンを見学できました。
混んでいる中、何時間も待つ来場者の方々には申し訳なく思いました。本当にありがたかったです。
ゆっくり巡ることができました。
砂漠のような場所に寝転んで見る、雄大な空のスクリーンの館を皮切りに、次は、
月の石を見にゆきました。55年前の万博で見たので再度見たくて、その当時の石とは違いますと、アナウンスが繰り返し流れていました。
アメリカ館の月の石に対して、月の裏側の石を展示していたのは中国館。月の裏側の石は焦げた砂のようでした。
環境破壊を警告する内容のパビリオンもありました。
大きな回る地球、何かな?現場では分からず、帰宅して調べたら 黒潮の流れの立体映像でした。教育的な館や。
アトム まさに私にとって人生の同伴キャラクター。
この館の命の再生、IPS細胞の拍動する心筋が感動的でした。
たくさんの感動をもらえた 万博でした。
(ここだけの話) 万博が混んでいて つらかったのは 障害者用のお手洗いに30分並びました。高齢者で車椅子で人の集まるイベントに参加するためには、我慢強さも要ります。我慢強さが残っていてよかった。
1900年前にローマでつくられた「アトラス」が
万博終了後も大阪市立美術館で展示されることになり、娘は鑑賞するために友達と美術館に出かけました。
万博で見たのに なんで再度見るのかなって思いました。
美術館から帰宅した娘は、像の素晴らしさを話してくれました。
像の発掘は500年前、発掘時、像は壊れていて胴体と天球しか残っていなかった。顔と手足は想像で付け足されました。
コレクションしていたのが貴族ファルネーゼであることから 「ファルネーゼのアトラス」と呼ばれ、古代彫刻の最高傑作のひとつとされてます。
アトラスが背負っているのは地球ではなく天球で星座絵が彫り込まれて 現代に通じる古代ギリシャの天文学のすごさがわかるそうです。
万博会場では気が付かなかった星座の彫りを美術館で詳しく見れたのがよかったと娘は言ってました。
アトラスの手と脚の付け根のところには継ぎ目がはっきり見えます。
作品の深さを知ると、心がほっこりします。
娘の話を聴きながら、娘に面倒をかけないで、年寄り仲間と連れ添って、美術館に行ける自由な身体を取り戻せたらいいなと真剣に思いました。
今は11月、先月に明舞中央病院でブラッドパッチを受けてきました、6回目です。まさに首の上の頸椎だけを狙っての外科的処置です。体調の回復のため安静を続けています。良い経過報告できたらいいのですが。














