年金アドバイザー2級試験は3月1日(日)です。試験まで残り3週間を切りました。 私は昨年、何とか合格できましたが、試験直前に作成したチェックリストが役立ちました。特に問題2の老齢基礎年金は、ある程度パターン化されており、準備次第で高得点が期待できます。(私はミスもあり6点でしたが)
今回から数回に分けて、私が実際に使用したチェックリストを公開します。受験勉強をされている方には、当たり前のことも含まれているかと思いますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
初回は、老齢基礎年金編です。
【前提】
出題パターンが従前どおりであれば、問題2は老齢基礎年金の出題が予想されます。パターンとしては、A子さんの生年月日、結婚時期、公的年金の加入歴(予定を含む。昨年の加入歴は7種類)、配偶者の状況が問題文で示されます。
その上で、昨年の具体的設問は、次のとおりです。
① A子さんの保険料納付済期間と合算対象期間の月数
② A子さんが受給できる老齢基礎年金の年金額を計算式を示して算出
③ A子さんが受給できる老齢年金生活者給付金の月額を計算式を示して算出(省略)
④ 別問題の文章中の誤り箇所の指摘(省略)
昨年の出題の加入歴は次のとおりでした。こんなにバラエティに富んだ人は現実にはいないと思いますが、そこは試験と割り切ります。
・厚生年金
・保険料未納
・第3号被保険者
・保険料全額免除
・保険料半額免除
・保険料4分の1免除
・納付+付加年金
各加入期間は和暦で示されます。なお、各加入期間の月数は、正確に計算できることを前提とします。
【チェックリスト】
□ 余白に横線を引き、A子さんの生年月日、20歳到達時、結婚時、平成21年4月(国庫負担率の変更時)、60歳、65歳がいつか、を書いておく。(すべて昭和に換算しておくことも一つの方法です。)
□ 上記の下に同様の横線を引き、夫の生年月日、結婚時、厚生年金期間、国民年金期間、60歳、65歳がいつか、を書いておく。
□ 問題文の各加入月数を計算して、横線に記入していく。この時、厚生年金期間は、20歳前と20歳以後で計算期間を分ける。また、平成21年3月まで(国庫負担1/3)と4月以降(国庫負担1/2)も分けて計算する。
□ 受給資格期間の対象月数と対象外月数(未納等)がわかるように〇や×で印をつけておく。
□ 各期間を合計した数字が、全期間と一致することを確認しておく。
□ 解答用紙に計算式を記入し、基本額を計算する。(平成21年4月の前後で乗数が変わることに注意!)
□ 付加年金の加入月数に応じ、付加年金額を計算する。
□ 振替加算があるか否かを確認する。(夫の厚生年金加入期間が20年以上か、A子さんの生年月日が振替加算の対象かを確認する。振替加算の金額は問題冊子の最後に経過措置一覧表として記載されている。)
□ 基本額、付加年金、振替加算(対象の場合)を足して老齢基礎年金の合計額を計算する。
□ なお、2023年までは年金の増額方法と、それを実行した場合の年金額の問題が出題されていた。この出題にも対応できるよう、追納(いつまで追納できるかに注意)、任意加入、付加年金の納付とその場合の計算式を示せるようにしておく。
初回は以上です。昨年は初めてA子さんの生年月日が昭和41年5月1日の設定で、振替加算の対象外でした。私は、過去問で振替加算を足し忘れることが多かったので、よく確認せず対象としてしまいました。今年はどうなるか微妙ですので注意しておいてください。
次回は、老齢厚生年金のチェックリストを予定しています。

