このブログには以下の要素が含まれていますので、ご注意ください。

 

・ゲーム内のロケーションや謎解きに関するネタバレ

・美しい景色を純粋に楽しめなくなるかもしれない妄想

 

これまで建物に付着する岩についてまとめてきましたが、今回でひと段落。

最後にして、とうとう「はじまりの台地」に関し…とその前に、

私がBotWの調査を始めるきっかけになったジェローデルさんのブログをご紹介いたします。

 

 

各地に残された紋章等を細かく調べ整理されているほか、

何気ないNPCのセリフやイースターエッグ等の小ネタ、笑えるネタに至るまで

バラエティに富んだ素晴らしいブログです。

「スカイウォードソード」との関連性についても纏めておられますので、

私も来月発売のSwitch版に備えて予習している次第であります。

 

そして私が突拍子もない一連の記事を公開するに至る決断をしたのも、

既にジェローデルさんが地盤の違和感に気づかれており、

私の思い過ごしではなさそうだと勇気づけられたからです。

 

 

さて、本題に入りますが、物語のスタート地点であるはじまりの台地にも

既存の建物に覆いかぶさる岩の痕跡が各所に散りばめられております。

 

第1回目の記事でも触れました、回生の祠ですが…

 

ゲーム開始時に最初に見る景色ですから、「そういう物」だと錯覚しがちですが

起動しているのに全体が地面に埋まったままの祠って、改めて見ると違和感があります。

思い返すと、崖のぼりアクションのチュートリアルは

入口付近の天井に付着した岩が落下したものを使っているんですよね。

天井にべったりと岩が張り付いている

 

高度な技術を持つ古代シーカー族の建物内部に岩…。

なぜ回生の祠が埋没していたのか、はじまりの台地を少し観察してみたいと思います。

 

はじまりの台地はもともと下の写真でみるように、

黄土色の粘土質のような土でできているようですが

台地上部の地質

壁の中はこんな感じの土で充填してあるようです

 

ところどころその外周に岩盤が存在しています。

この岩盤を調べたところ、案の定といいますか

建物が損壊した後に張り付いたように見える箇所が随所に見つかりました。

 

ブロックが壊れたところを覆っている

柱部分が崩れ落ちた後、岩がせりあがってきているように見える

崩れ落ちたブロックが岩に埋まっている

上の画像のすぐ近くにも同様に埋まったブロックが

破損した部分に流れ出て固まったような岩も

 

そしてゲーム中はパラセールを貰った場所の関係上

みなさん北部から大地を脱出されるでしょうし、南側壁面の印象は薄いでしょうが

改めて見ると、ハイリア山側の景色は異様に思えます。

台地の外部の地質とも明らかに異なっており、

謎の岩盤が張り付きせり上がって台地に侵入しようとしているようですね。

 

また、この岩盤は明確に境目が存在しており、

過去に少なくとも2度、侵食を行ったのだと考えられます。

苔の付いていない方が新しい方の侵食のようですね。

苔の生育度合いが綺麗に分かれている

 

台地の内側から漏れ出すことを示す先の画像より、

古い方の侵食は台地の北側を中心に

 

新しい方の侵食は台地の南側を中心に覆っているようです。

怪しい岩盤が台地の内部と繋がっている

 

態々このように複数回にわたり侵食を行っているのですから、

恐らく新しい方の侵食でようやく回生の祠を埋めることに成功したのではないかと思います。

 

この岩盤が一体何かについては、

まあ、消去法的にガノン由来の怨念が固まった物だろうとは思いますが、

恒例の網目模様については残念ながら確認できませんでした。

 

…ところで、この筋が入った岩、ちょっと怪しくありませんか?

 

台地の外でもあちらこちらにこのような筋の入った岩が存在していますが、

 

ゴロン族族長の家の石材とどことなく似ていると思うんです。いかがでしょう。

 

…族長の家がどうした、とお思いでしょうが、あまりに似すぎなんです。

 

ガノンの怨念の、それも本体に近い特に濃いものに…。

 

そしてこの質感は、BotWをプレイした方なら既視感を覚えるのではないでしょうか。