半年前。秋。


154回、甲斐犬愛護会展覧会を見学に行った時、


まだ3ヶ月の仔犬のエンカを


羨ましそうに見ている人がいた。


私は、思わず、抱っこしますか?と言って、エンカを手渡したら、


仔犬ってこんなに可愛いのか…と、恐る恐る、抱きしめてくれたのでした。









春になって、


わたしは、エンカと、再びこの地を訪れて、


リングに立ちました。


結果は、最下位でした…








今朝、いつものように、私は、車を運転して、

保育園に向かいました。


駐車場に着くと、お嫁ちゃんは、子供たちを連れて教室に送って行くのですが、


この車中の待ち時間に、

いつものように、インスタを開くと、


ダイレクトメッセージに、一件のメールが入っていました。


心当たりがないまま、開けてみました。


そこには…


秋の展覧会で、エンカちゃんを抱っこさせてもらったものです。


から始まり、


今回の展覧会会場で、密かに

エンカのことを応援してくれていた事。


エンカの立ち姿に感動して、

思わず写真を撮らずにはいられなくなったという旨の内容が記されており、


最後に数枚の写真が添えてありました。





最下位だからといって、


決して最低な犬の姿など、どこにもなく…


私が、そのレッテルを貼られたことに、


落ち込んでるだけなんだと、気がつきました。


車の中で、景色が滲んで見えました。


私は、泣きたかったんだと思いました。






この数日間の間にも、


SNSで繋がりのある方から、


残念ではないよ。


私が、そう思ってたら、エンカが、可哀想だよ。


これが全てではないよ。


立ち込みは、指示でもできるよ。


そんなメッセージが、


送られてくるんです。




その度に、少しづつ、


どん底な気持ちから、


上を向くことができました。


この景色。


全てのものが、とても輝いて、眩しい。


ここからみた景色を


私は忘れないです。



皆様、本当にありがとうございました🙇‍♀️