そういえば、キャンディ・キャンディのその後のストーリーが小説になっていると聞いたことあったな…


ある日ふと、そんなことを思い出しまして。


図書館で取り寄せてもらいました。


著者は漫画のストーリーの原作者さんです。


上巻下巻と2冊出ているんですが、上巻の写真は撮るのを忘れて返却してしまいました(^-^;


最初は読み始めるのに緊張してしまって。

あのキャンディのその後がここに納められているんだ…と思うとね…


けれどこれは、アラフォーになったキャンディが、自分の過去を振り返りながら漫画本のストーリーを文字通り小説化した本でして…

冒頭にアラフォーキャンディの語りが少しある程度で、詳しい生活状況はいまひとつ。

でも懐かしさも相まって、どんどん読み進んでしまいました。


とても丁寧に物語は進んでいき、様々な場面も脳裏に甦っていきました。


けれど、それもテリィがアメリカに行ってしまうまで。


その後は、キャンディや登場人物の書いた手紙が延々と続きます。

手紙からストーリーの流れを読み取ってください、という感じなのでしょうか…

申し訳ないですが…、作者さん、めんどくさくなっちゃったのかしら?と思わずにはいられません(^-^;


そして、漫画本での最後の場面が終わり…


本の中では現在である、アラフォーキャンディの場面に戻ります。


アラフォーキャンディは誰か、男性と暮らしているようです。

『あの人』とキャンディが語るその男性、作者さんは名前を出しません。

テリィなのか、アルバートさんなのか。

それは、読者に委ねます、ということです。


それはちょっと…
作家のすることではないと私は思います。


自分の作るストーリーに愛情があるなら、責任持って終わらせなくては。

名前を書かなくても、それとはっきりわかるようにする、とかね。


どっちにとってもらっても結構です、というやり方に、作者の作品への愛情を感じることは、私にはできませんでした。


好きな漫画だっただけに、残念です…



小説 キャンディ・キャンディ

名木田恵子・著

祥伝社・発行