紙芝居「オオカミおとこはかわいそう」
作・ 菊池 俊
画・ 田中秀幸
教育画劇 (1991年)
(感想)
マイケルという少年が主人公であり、実はオオカミおとこの血を父親から受け継いでいる、という、オオカミこどもと、そのお父さんが、満月の夜にオオカミに変身して、泥棒を追っ払うという話。
基本的に、オオカミの変身後も、ママも、泥棒も、あっけらかんとしており、いまいち何が「かわいそう」だったのか分からないが、「オオカミ男の血を受け継いだ子ども」という題材を詰め込んだ内容のボリュームを考えれば、リズムは悪くない展開だと思う。
それでも、なぜ今までマイケルは変身をして来なかったのか、お父さんの変身を見るのも今回が初めてなのか、具体的には分からなかった。
絵は比較的見やすいが、お父さんの造形をもっと恐くして欲しかった気がする。
ハロウィンなどで読むのに向いているかもしれない。
