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いっそ一思いに人想い。

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http://youtu.be/GKypqSL49Pg




過去の種々の因果関係の集積の上にあって、イマイチ全貌が明らかにならない。
主体的であろうとそうでなかろうと、過去の行為が今を形成している。
時として人はそれを奇跡と呼び褒め称え、時としてまた人はそれを重荷と理解し絶望する。
おおよその「縁」は不明瞭で不選別であり、それゆえに不気味さを伴っている。







This is "just" a story of boy meets girl.





4連休を頂き、友人の結婚式に参加するために京都へ出掛けた。
3年ぶりの京都はほとんどが雨降り。














結婚式は一日だけなので前後日は同席する友人と観光したり、一人でぷらっと出掛けたりとそれなりに充実していたと思う。
結婚式の前日には、時を同じくしてインドネシアでの留学を経験した友人とお酒を飲み旧交を温めた。







場所は出町柳駅近くの居酒屋。時刻は9時を過ぎた頃。
生麦酒は5杯ほど。頬は少しばかし紅潮。


時計の針を一旦止めて懐かしい思い出話に花を咲かせていた。
しかし突如、その時計の針が激しい音を立てて動き出す。



元彼女が居酒屋の暖簾をくぐって現れたのだ。



彼女(she)とは3年ぶりの再会となる。
場所は同じく京都だ。というよりも2011年に埼玉から夜行バスで京都を訪れたのは彼女に会うためだった。

“恋愛なるものは難しい”という経験を彼女から学び、翌年の留学中に関係がきっぱり切れた。
(※さっぱりした書き方であるけど実際に未練タラタラだったのは当時のブログを見れば分かること)

3年ぶりの再会にも関わらず声を掛けられなかった。
理由は3つ。

1つ目は動悸が止まらなかったこと。
紅潮した頬は必要以上に白くもどり、只ならぬ自分の表情を見た友人にも感染したのか、友人は麦酒を机上に溢(こぼ)した。

2つ目は麦酒の後処理に追われていたこと。
机上に溢された麦酒はせっかくの料理を台無しにしていた。お手拭きを広げ後処理に追われる。机に目を落としている間は目を合わせずに済むな、とか考えていた。

3つ目は彼女が彼氏を連れていたということ。
誰に誓うわけでもでもないけど、聞き耳を立てていたわけじゃない。先に店に入って構えていた彼氏の仲間内に、彼氏は彼女(she)を紹介し、そう遠からずの未来に結婚するということが聞こえてきた。


自分はパッと見冴えないし、どこにでもいるような外見だ。
彼女も自分に気付いた様子もなかった。



気を利かせて仲間が連れ立って店を変えてくれた。そのあと根掘り葉掘り質問攻めだったけど、慣れないウィスキーを煽っていたら皆いつの間にか帰っていたという。おい、会計。


(左:自分、右のメガネ:自分のメガネ)




翌日、結婚式は午後からだったので午前中は下鴨神社に向かった。
新婚のお二人にお守りをプレゼントするためだ。


縁結びのスポットとしても名高い当地において、縁とは何だろうかと考えを巡らす。
おそらく自分のちっぽけな頭では考えもつかないような縁がこの世にはあり、それは木の根のように張り巡らされているのだろう。

京都駅近郊で飲む予定だったものが、急遽出町柳駅に変わった。友人男がぐるなびで調べた洋風レストランは満席で、代わりのモツ鍋屋を友人女は嫌った。ならばということで先の居酒屋を選んだのは自分だ。
一方の彼女はどうだろう。彼女の出身は滋賀であり京都ではないし、それに何となくまだ留学先に住んでいるものだと思っていた。

これほどまでに強く縁を感じたことはない。
今後もこのような出来事はあるのだろうか。




学生の頃、梅の季節になれば青春18きっぷで京都を訪れていた。
とりつかれたように食費を切りつめ、観光地巡りに時間とお金を割いたことを懐かしく思う。
そういえば、今回の京都は初めての秋の季節だった。

































変わらぬ時が流れ、いつもと同じ景色のようにも見える。
しかし実際には季節は巡る。
春の次は夏。夏が終われば秋が来る。秋の次には冬、そしてまた春がくる。

巡りゆく季節のなかで、小説や映画よりも奇妙な縁がまた現れるんだろう。