今年もあと残り僅かですね。辛いことも多い年でしたが、オーディオ達と関わるスタッフ様や友人、家族に支えられている事に感謝して残りの日々を過ごします。
今回はあのnanamori*さんがDCケーブルを試作なさったとのことで、早速ありがたいことに試聴用をお送りいただきましたので、このタイトルを考えました。
nanamori*さんの知見と創意工夫には毎回脱帽しつつあこがれるお方です!
さて、私のシステムではクロック関係、LAN通信関係で8本のDCケーブルを使用しております、最も効果が出そうでDCプラグ5.5-2.1(2.5)を接続できるところということで対象はDC POWER BOX 5Vからの出力部にしました。
ここからのDC5VはCYBERSHAFT長谷川エンジニアに販売して頂いたDC2分岐アダプターを介し、N1へのSFPtoSFPによる最終接続部であるSonore Optical Module Deluxe V3と、nanamori*さん特性のUSBケーブルの5V外部給電に行きます。
<DC POWER BOX 5VのDC出力部>
<赤丸部で入力し、ここで2分岐して左にSonoreV3、右出しがにUSB外部給電へ行きます>
<nanamori*さんのDC分離USBケーブルへの5V給電に行っています>
比較したケーブルは下記の3種です。
1. DC POWER BOX5V付属のDCケーブル
2. オーディオみじんこさんの純銀DCケーブル
3. nanamori*さんの試作ケーブル OS-DC-1
ケーブルの姿ですが、みじんこさんの物は上記掲載の写真に沢山写っているものです。
DC POWER BOX 5V付属ケーブルは、TOPWING さんのことですからLowコストでありつつ及第点であるものを選んでいるに違いありません。
そしてnanamori*さんのOS-DC-1(勝手に命名)はこちらです!
今までに見たDCケーブルでは、最もごつく頑強そうなプラグを持ち、ケーブルはフラットに近い細めの物です。相変わらずの工業製品同等の仕上がりです。独自の理論で全くご試聴はされていないとのことですが、期待はいつもMAXです!
それでは動画です。
今回は空気感を感じ取りやすいのでナンノちゃんのナレーションを含む曲にしました。CDミニアルバム「YOKO’S FAVORITES」から「はじめの一歩」とそのナレーションです。
Sourceは44.1KHz/16bitのCDリッピング(WAV)で、それをコンデンサーマイクで88.2KHz/24bit録音したものです。
トップバッターはTOPWING さんの付属DCケーブルです!
次はみじんこさんの純銀DCケーブルです。
最後にnanamori*さんのOS-DC-1です!
今回改めてたった1本のDCケーブルで、こんなに変わるのか!と驚きました。
こうした投稿用に録音した際には、録音時は勿論、ヘッドホンでも編集時に聴きますが ケーブルって 、オーディオって 、実に不思議で面白いな~と思います。
私の予測ですが、このように1本のDCケーブルで演奏音に違いが出る要素は、抵抗値(半田、電線、プラグ総合の)と、プラグ部含めての振動耐性、静電耐性、芯線構成(漏れ磁束の影響)、外来ノイズシールド(電磁波ほか)などがあると思いますが、直流の電力に対してこの0.8m前後の短さで、、、。
最後にOS-DC-1については、片側が5.5/2.5であったために中華の変換アダプターで2.5から2.1にサイズ変更しての接続なので、残念ながら本領発揮はできておりません。
ここまでくると、好みのレベルかもしれませんね。





