芭蕉ファンは世の中に多く、句碑のある場所を尋ねられる

ことがありますが、日光には現在四か所建っています。

①東照宮宝物館脇・・・「あらたふと青葉若葉の」の句


②個人宅(高野邸)・・・「木の下闇の」の句


③安良沢小学校玄関横・・・「滝にこもるや」の句


④大日堂跡公園・・・「あらとうと」の句


②の個人宅の碑はいつでも見られるというわけにはいきませんが、

他のは昼間ならいつでも見学可能。芭蕉は東照宮を訪ねた翌日、

裏見の滝から大日堂経由で憾満ヶ淵を見物に行き、鉢石から

下って現在の筋違橋(すじかいばし)の手前を左に折れ、大谷川

を渡って所野~瀬尾~川室~大渡経由で黒羽方面を目指しました。


「あらたふと青葉若葉の日の光」
日光春秋


芭蕉は江戸浅草・清水寺の紹介状を携えて

養源院を訪れこの寺の僧に同行を頼んで

東照宮参拝を社務所へ願い出たという。
日光春秋


芭蕉が訪れた憾満ヶ淵
日光春秋
憾満ヶ淵の化け地蔵
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「しばらくは滝に籠るや夏の初」
日光春秋


句に詠まれた裏見の滝
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「あらとうと青葉若葉の日の光」
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大日堂側から見た大谷川・憾満ヶ淵方面
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国道119号に架かる筋違橋
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