里帰り合歓木祝いの朱が彩る景色窓を覗けば小雪舞う白髪は少し増えたね足腰無理できないねだけど元気に笑うね好物も箸がすすむね久しぶり二人の笑顔私は胸を撫で下ろす仕事まだ続けてるの二人きりじゃ暇かな孫の顔見せられずに寂しくしてごめんね何一つ求めない二人胸の奥チクリと痛む会話の流れに歳の話ふと零れるお迎え話聴こえないふりして私は用へと席をたつ親離れのできてない私はまだまだ幼い子新年祝い朱を彩る日奥ゆかしく小雪舞う 素材提供:十五夜様 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 素材提供:十五夜様