玩弄物(35) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「ぎゃあ!」

浴室に響き渡る悲鳴。

ごろごろと股間を押さえながら転がる男。

僕の腰を持っていた男も呆然としているのか手の力が抜けた。

僕は男の顔を手近にあった桶で振り向き様に殴り、浴室の出入り口を塞いでいる人間に宣言する。

「どいて!

2度とこんなことしたら許さない。

噛み千切っても良かったんだ!

僕に触れて良いのは潤様だけだ」

睨み付ければ簡単に怯む。

群れなきゃ何も出来ない輩のくせに僕に触れようなんて許さない。

と、

「ふふん」

「く、くふふ」

更衣室から笑い声。

ざっと道が開け、その先に楽しそうに笑う三宅様と潤様が立っている。

「翔、来い」

「はい」

僕は潤様だけを真っ直ぐに捉えて歩いて行く。

「良い振る舞いだ。

褒美をやらなきゃな」

ご褒美・・・ゾクッと背中に甘いものが走った。

「お前は2度とこの風呂を使うな。

三宅、そいつらの始末は任せたぞ」

タオルにくるまれ抱き上げられた僕は、

「ああ、規律を守れない奴などこの屋敷には必要ない。

止めずに見ていたものは道場へ戻れ。

着衣は直すな。

裸で行け。

お前ら2人は・・・さて、楽しませてくれるか?」

冷たい笑顔を貼り付かせた三宅様から目が離せない。

ピュンっと鞭が鳴る。

冷酷無慙、そう潤様が言っていた、その意味が今漸くわかった気がした。