玩弄物(24) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「それは望んでない。

三宅、翔から手を離すんだ」

ツカツカと歩いてきて、三宅様の手の中から僕を救い出してくれる。

シャツの拘束を解いた後、

「そのソファーで待ってろ」

そう言って三宅様に近づいた。

「あれ、残念。

会長はどうしたの?」

「爺さんの癖に無理すっから、オレの上で泡吹いたよ。

死んじゃいないけれど、みっともない事この上ないな。

早々にお引き取り願った。

親父は苦笑いさ。

取引の代償に息子を抱かせようとしたのにさ」

「ふうん、じゃあ、潤ちゃん満足してないんじゃないの?」

バサッと背広を投げる。

「してないな」

僕の見ている前で、シャツやズボンを脱ぎ散らかし、三宅様の肩を押して乗り上げる、松本様。

「そもそも、オレを満足させられる奴なんか限られてる」

僕が貫 かれるはずだったそこに松本様が・・・。

「くっ、あ」

「駄目じゃん、潤ちゃん、子供が見てる前なのに」

「うる、さい。

翔は、部屋に帰っても良いぞ」

そう、言われたけど、三宅様の上で汗を飛ばす松本様から目が反らせない。

「翔」

松本様を揺らしながら、三宅様が僕を呼ぶ。

「潤ちゃん、綺麗でしょ。

お前もこんな風に潤ちゃんを満足させなきゃね。

まあ、先ずは潤ちゃんに抱かれ方を教えてもらいな」

それも、学ばなきゃいけないことだからな。

三宅様がそう言った気がした。

「みや、け・・・オレに集中しろよ。

まん、ぞくしてないって、言ったじゃないか!」

「もう、仕方がないな」

「ぁっ!んっあ!」

僕がいようといまいと繰り広げられるそれ 。

何度も僕の目の前で繰り広げられてきた行為なのに。

見慣れたもののはずなのに。

今、僕が動けないのは、目を反らせないのは。

窓から溢れる木漏れ日の下、あまりにも美しい松本様の姿があったから・・・。


僕の中で何かがぞくりと動いた。

抱かれる姿がこんなにも美しいなら、僕を抱くときはどんな姿を魅せてくれるの?

潤様、僕を・・・。