おはようございます(潤くんとクロ) | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。


少し天気の悪い日曜日。

皆様の地域はいかがですか?

地元を離れて、海に行ったときに一番搾り探しましたが見つからなかった(涙)

後は友人のつてを頼むのみ。




旅行も行かず、人の多い所に行けない私が、自力で揃えるって、こんなもんです。



では、今日も1日皆様のご無事をお祈りして。

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撮影場所に向かうロケバスが、急に停まるから驚いた。

なにごと?と見てたら、お父さんとお母さん、小さな子供たちが道を渡っていった。

お父さんの手には昼間だというのに提灯。

ああ、ご先祖様を迎えに来たのか。

けれど幸せそうな家族が行ってしまっても動かないロケバス。

『行かないの?』と口に出さずにマネージャーに目配せすれば、『ほら』と指差した先には、必死の形相の一匹の猫。

ん、だよばか。

他の家族に便乗して来るなんて反則だろ。

「オレ今日実家に帰るつもりなのに」

そっと扉を引き開けたマネージャーは、

「松本さんのこと、待ちきれなかったんでしょうね

そう言って扉を閉めた。


オレの膝の上で、くるりと丸まっている【クロ】を見えてるのか見えてないのか、どこ吹く風のマネージャー。

クロ、お前また迷子になったんだろ。

オレに連れて帰れなんて、去年と同じじゃないか。

まあ、いいか、膝の上の温もりも懐かしい。

クルクル、クルクル、車内には彼の喉をならす音で満ちていた。