恋とか愛とか④ | ビールと猫'sと嵐さんと(注・BL)

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嵐が大好物
J担 翔潤loverですが、櫻葉&大宮何でもアリです(妄想、腐ってます)

人の勧誘目的、宣伝目的、男性は入室されないでください。
絶対に申請認定しませんから。



「んふふ~こんときさ~じゅぅんが、こけたんだよ~ねぇ~」

ツアーの映像が見たいと、ガサガサ出して来た雅紀。

もう十分酔っぱらってんだから、と嗜めたが聞く気を持たず、

『これぇ~見るぅ~』と出して来たのは、オレ達のanniversary tourだった。

何でこれを?と思いつつも見ていると、МCの特典映像でケタケタと笑いながら指をさしてご機嫌だ。

「雅紀、いくら明日オフだからって、飲みすぎだぞ。二日酔いになる前にやめとけ」

「やだぁ~!じゅんこそ飲んでない~!」

缶ビールを離さず、そのまま飲み続ける。

「あ~、じゅん、ケーキ手づかみ~!あはははは、手ぇ洗ってるしぃ」

しょうがない、すきっ腹で飲ませ続けるわけにもいかないだろう。

冷蔵庫を漁り、つまみになりそうなものを持ってくると、ソファーを1人で占領し、長い脚がはみ出ている。

「こら、俺の座るとこが無いだろうが!」

「ここ、ここぉ」

と指差したのは自分のウェストの部分辺りで、まあ、こんだけ細い雅紀なら座れるだろうと、腰かけ、

暫く一緒に映像を見ていると、いきなりギュッと俺の腰に手を回して来た。

ビックリして見れば、にこにこした顔のままで寝落ちしている雅紀。

「だから、言ったのに・・・」

なんだか今日の雅紀は妙にはしゃいでいたなぁ・・・。良い事でもあったんだろうか?

「じゅぅん」

「何?飲みすぎたな。気持ち悪いのか?」

「うう~ちがぁう。・・・じゅぅぅんん」

「だから、どうした?ベッド行くか?自力で行けない、よな・・・」

「あのねぇ、しょぉちゃんねぇ~怒ってないよぉ~」

ばっかだな、コイツは。そんなこと言うためにわざわざ餃子を一緒に食べてなんて言って、

言い出せなくて間が持たないもんだから、俺の誕生日が収録されているのを選んで、飲みすぎて・・・。

「わかってるよ。翔さんは俺の事を心配して言ってくれてるんだってこと。大丈夫だから、心配するな」

「よか、たぁ~。ボク、じゅんもしょ~ちゃも、だいすきだからぁ、けんか~やだ~のぉ~」

そう言って、雅紀は本格的に寝てしまった・・・。