潤がいない!!
どこだ?どこで見落とした?
さっきの電車に乗っているに違いない。
どうする、電車はもう行ってしまった。
追いつくには……。
駅を飛び出し、辺りを見回す。
ちょうどいいことにうちの学校狙いの男達がバイクにまたがりながら喋っている。
あいつは!?
いた!
俺はカバンを投げ出し、そいつの所に走り寄り、バイクの後ろにまたがった!
「お~い、さっくらい君なにやって?」
「頼む!今行った電車を追ってくれ!緊急事態なんだ!」
そこにいたのは昔からの友人の相葉。
気のいい友人は、
「メット貸して」
隣でバイクに乗っていた友人に声を掛けるとメットを渡してくれバイクのスターターを回した。
潤どうか無事で。