このドラマ、朝廷も絡んではいるんですけど、
基本的には家庭内のお話。
宋(北宋?)の時代が舞台なんだと思いますが、
官僚の家庭内が、政治と絡みながら描かれています。
これまで見てきた韓国や中国の時代劇は、
歴史に残るようなお話(事件)と恋愛や愛憎だったりを含ませて見せるお話が多かったと思います。
しかし、このドラマは家庭内の問題に政治が少し関与してるって感じで全く違った視点からのドラマです。
じゃあ、ドラマチックではないのか?と聞かれるとそんなことは全くなく、
手に汗にぎる展開というか。主に心理戦?逆に怖い。家庭内戦争!女の闘い!
正妻の子供なのかどうか、母親の身分によってその後の人生が決まる時代。
自分の嫁ぎ先が、実家より格下なのか格上なのか?
お姑さんの実家の格は?
旦那さんの実母なのか、嫡母なのか?
実子がいるのか、いないのか?
現代の女性以上に、生きていくのが大変そう😵💦
主人公の明蘭は、そんなに位の高くない父親の側妻の娘。おまけに母親は他の側妻の謀によって出産時に亡くなってしまい、父親の嫡母によって育てられるという、立場の弱い女性。
でも、明蘭を育てたおばあ様はとても賢いし、良い家のお嬢様だった方で、子供はいなかったけれど、とても立場がある状態。このおばあ様の庇護のもと、目立たず、騒がずとても慎重に生きてきた明蘭。
そんな彼女が本気を出すときが何度かありました。
それは、殺された母親の仇を打つとき。そして、大事に育ててくれたお祖母さんに危害が加えられたとき。
お父ちゃんの盛紘の正室 王若弗の姉 康夫人(王若與)ってのが、ヤバいやつで。😵💦
自分が旦那と上手くいっていないせいか、
妹の嫁ぎ先や妹の嫡子の明蘭の嫁ぎ先にまで行って、余計な事をしまくります!
明蘭のおばあちゃん銀杏の芽汁入りまんじゅう毒殺計画!
明蘭の嫁ぎ先に行って、勝手に側妻を押し付けた康夫人(王若與)に怒ったおばあ様が、姉と手を切らない王若弗にお仕置きをするんですが、その事を王若弗は姉に愚痴るわけです。
そこを利用されて、「弱い毒で弱らせよう」と持ちかけられて、死に至る毒入りのお菓子をおばあ様に食べさせてしまうわけですね。
幸い食べた量が少なかったのと、
医者の腕がよかったのとで、死に至らずに済んだんですが、この事を知った明蘭の反撃が凄い!
自分も身籠っているのに、緻密に証拠を集め、
ともすれば体面を気にして無かったことにしそうな父親を必死に焚き付けて、康夫人(王若與)に罰を与えようとします。
この王姉妹の実家は有力な家柄で、
明蘭の家の方が立場が弱いのと、明蘭の父親はおばあ様の実子ではないので、何度も形勢が悪くなったりもするんですが、
その心理戦が手に汗握る展開で。。。。
はぁー😵💨
是非みてもらいたい!
まだ、婚家のラスボスとの直接対決がないので、最後はそことの闘いのような気がしてますが、どうなりますやら。