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NEMOTO工房 セリカレストア館

昭和50年式セリカ・リフトバックをレストアしていきます。
その様子や状況などを細かにお伝えしていきたいと思ってます!

前回まででオールペンを終えたサニー。


時間が無くてできなかったクリアーを吹きました。


特に何をした訳でもなく、ただひたすらにウレタンクリアーを吹いていただけです(笑


なのでいきなり完成。




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すごく深みのあるツヤと写り込みです!



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3回塗りでこの状態。

これ以上は必要無いかと思い、3回でやめました。


磨けばもっと写るんですかね?

完全に乾燥させるので、今日はもうノータッチですw



クリアーを調合してるついでに、こちらも塗装。



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安いクリアーで終わっていたスペシャルミラ。


同じウレタンクリアーを3回吹いたので、見違えるようなツヤになりました。

キャンディーレッドがより映えるような感じに。

カスタムカーらしいオーラが漂っています(笑



乾き待ちをしている間、例の19インチをエスティマに仮装着してみました。



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なかなかキマってますね!


ディスクの淵?をキャンディブルーに塗装したため、印象が違うディッシュになってます。


19インチとはいえ、外径が若干小さくなっているため車高が下がり、フェンダー内の隙間広がりました。


幅とオフセットも大きく変わっていないので結構な引っ込み具合ですね。

スペーサーかましてツライチにしたいところです。



色々な事情があってまだ履けませんので、もうしばらくスタッドレスで我慢します。








さぁ前回より豪語しておりました通りいよいよオールペンです!



デザインで散々悩んでいましたが、レーシングカーといえばこれ!っていう感じにします。



早速塗装開始。



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室内に色が付かないよう、気休め程度にマスキングしておきます。


そして本色のブルーを隠れてしまうところから先に塗りました。


ここからが本番なので慎重に行きます(笑


ガレージに格納しました。

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ゴミやチリを止めて、なおかつ風を通してくれるすだれの出番です。


左右に車を動かしながら塗ること1時間。。。。



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ブルーはおしまい。


この後ラインを入れたりするところは流しっぱなしにしてあります。


どんなデザインにするかなんとなくわかりますねw


そして乾かしてからラインを入れるためのマスキングをしていきます。



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マスキング完了!


もう分かりますかね?


これをシルバーで塗ると・・・・



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こうなります!


完成!


オーバーフェンダーとフロントの小物類も仮止めしてみました。


ちょっと街道レーサーチックですが、最終的にステッカーでもう少し雰囲気を出します。


後ろはこんな感じ。



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後ろはスポイラーまででラインが止まっていて、スッキリとなっている仕様です。


特にこの横のラインとオーバーフェンダーとのバランスは気に入りました。



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それっぽい(笑


あとは軽く修正してクリアーを塗ったくります。


切り文字ステッカーも作っておくとしますかね。







少ない休みをフルに活用して作業です!



前回までに補修が全て終わり、いつでも塗装に入れる状態までもっていきました。

今回は早速塗装に入りたいと思います。



まずは下周りから。



元の塗装の状態が悪く、軽く擦るとパリパリと剥がれます。

軽く落とせばいいやなんて考えてましたが、

いざ始めると終わりにするタイミングが無くて結局ほぼ全剥離となりました(笑



そしたらいよいよ塗装です!



その前に洗車しますw



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剥がした下周りの塗装を洗い流します。

ついでに室内も水で流して塗装準備です。


では改めて塗装です。



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いきなり完成!


なんか新車って感じです!

もったいなくて走れませんよ(笑


飛び石に備えて結構厚く塗ってあります。


ちなみに塗るときはガレージ内で車体を吊り上げて塗りました。

そうすると楽々下に入れるので苦になりません。


一つ難点は風で車体が揺れることです。

風の強い日にやることではないですね(汗



で、下周りが乾いたら再び台車に乗せて、今度は室内を塗ります。



まずはサフを吹きました。



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ウソです。


実はこれもう本塗りのグレーです(汗

見本色を見たらもう少し暗いグレーだったのでこれを選んだのですが、奇しくもサフと瓜二つな色です。


まぁ明るくて涼しげな車内ってことでいいんじゃないでしょうかw



なんだかんだであっという間に暗くなってしまったのでボディには入れませんでした。


なので足付けだけやって終わりにします。



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サフの上を#1000のペーパーで水研ぎしました。

最後に粉を拭き取っておしまい。



次回!いよいよボディ塗装なるか!?




春休み最後。

気合いの三連チャンです!


1日目は前回書いたとおり、ドアを直したりサフを吹いたりと細々した作業。


2日目は工場へ行く前、コジマ製作所に立ち寄り、例のパーツを受け取りました。



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ガンダムの部品ではなく、フェンダー内のパーツ。

グサグサだった物を持って帰って工場で作ってもらいました。


どうもありがとうございます!


早速取り付けに入ります。


とりあえず隠れてしまう裏側にサビ止めを塗りました。



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そしたら、ボール盤で耳の部分にいくつか穴を開けます。


スポット溶接を再現しようという考え。

こんな感じで。



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それっぽいので良しw

更に上の隙間にもスポット増し風に溶接し、強度UPを狙います。

本当に強度が出せたかは不明(汗


後々斜めのステーを入れようと思います。



フェンダー部分が形になったところで、前日から直しているドアを仕上げます。


腐っている部分を切る。鉄板を貼る。パテを盛る。削る。


いい加減この紹介にも飽きが来たことでしょう(笑


なのでいきなり完成画像です。



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錆の補修とへこみ直し、それから鍵穴のスムージング。

とりあえず完了です。



順調にフェンダー後部の補修を始めたとたん大雨になりまさかのガレージ浸水w

柱の隙間から予想以上に入り込み、作業になりませんでした。

今までは平気だったのですが、南風だと向きが悪く入って来るようです。

得意の補修ですね(笑


一時は泊まり込みも考えましたが(半分は帰るのが面倒だから)ある程度片づけます。


その結果こうなりました。



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ついに工場内に3台を格納!


もう少し片せば4台いける?

いやっ3台でいっぱいですねw


これで雨に濡れる心配もありません。




ここからは3日目


この日は朝から父親と二人で作業します。


自分はボディの補修です。



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相変わらずの切った貼ったでこの状態に。


このパテが乾く間にエンジンルームを補修します。

補修といってもそんなに酷く無いので、すぐにサフが入りました。



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奥まっているところは少々いい加減ですが、問題なし!


それと同時に父親にはパーツ類の軽補修、足付けをしてもらいました。



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ボンネット、フェンダー、カウルトップと全て足付け完了です。

なぜか途中でサンダーを分解してましたが、なんとか終わったみたいです。



そしてこの日、二人で気合いを入れて作業した結果、こうなりました。





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サフ塗装完了!


ルーフも脚立を使って塗りました。



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ルーフは無傷ですので足付けのみです。


ボンネット、フェンダーも念入りなペーパーがけのおかげで、小傷などが無くなりました。



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フェンダーにはへこみがあったのですが、父親に預けたらいつの間にか直ってましたw



これでひとまず外装は形になりました。

オールペンの時にまた外しますが、この状態の方がかっこいいので(笑


後は室内ですが、雨風の影響か塗料の状態が悪く、塗ってもすぐに剥がれてしまいそうです。

全部剥離するには2~3世紀後になってしまうので、ある程度ごまかして塗ってしまおうと思います。


簡単に剥がれるところだけ剥がし、大丈夫そうなところはそのままいきます。

まぁこれで塗ったら様子を見て、剥がれたらまた塗ります(笑


ということでなかなか作業が進んだ春休みでした!



助手席側の補修がほぼ完了した310サニー。


今度は運転席側の補修を始めます。



とは言っても錆びている箇所は左右ほぼ同じで、大きさ的には運転席側の方が小規模な感じです。

手順はまるっきり同じですのであしからずw



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まずはドア。


運転席側ドアは欠品なく揃っていたのですが、ストックを1枚手に入れることができました。


しかしながら腐り具合はどちらも同じようなものでした。


元のドアは以前補修しているようで、補修箇所からサビが再発。

パテも分厚いしFRPなんかも入っていて、補修するにはちょっと面倒な状態でした。


ストックのドアは一度も補修されていませんが、大きいへこみがあります。


迷いましたが今回は画像のようにストック予定だったドアを使うことにします。



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鍵穴の下にある大きめなへこみ。

誰かにパンチされたのでしょうか?


早速裏から叩き出して、パテ処理。

ついでに鍵穴も埋めてスムージングします。


サーキット仕様車に施錠は必要ないかと(笑


大体3回目ぐらいにはラインがしっかりと出てきます。



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真ん中のプレスラインが削るの大変なんですよね(汗


サンダーの先端をうまく使って、「それっぽく」仕上げましたw


あ、画像ではまだ鍵穴埋まっていませんね。


ドアと同時にリアゲートにもパテを盛っていきます。



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ちなみにここ最近、父親にも作業を手伝ってもらっています。


このリアゲートもその1つで、僕が作業に行けない平日にペーパーがけをしといてもらいました。

ウィンドーのアクリルも外してくれたみたいで、黄ばんだアクリルをどう蘇らせてくれるか楽しみです。


リアゲートは足付けまでをやってもらって、サフからバトンタッチです。


パテ割れが何カ所もあったのでその部分にパテを盛っていきます。

パテ埋め三分割スポイラーの繋ぎ目なんかも割れが出ていました。


これで削れば、リアゲートは塗装待ちの状態となります。


フェンダーとボンネットも父親に丸投げして、他のことを進めます(笑


と言いましても、今日の作業ははひたすらパテ盛り&削りをして終わりました。


次回は、フェンダー下部の補修をしたいと思います。