昨晩、kaさんの後輩の出世祝いで五反田チェゴヤへ。
店を移動しながら朝まで飲みまくり。
エレベーターを出たら空は明るいではないか。
で、そんな時間まで飲んでたんだから、
他の2人、今朝はのんびりなのかなぁとか思いつつ、
オレは朝一新宿御苑でプロジェクトのキックオフMTGがあるから
ツラいなぁとか思ってたんだけど、
聞けば、アーリーバードという社長との早朝会議があるそうで、
絶対に何があっても遅れられないと。
しかも、桜木町に住むyuigaは帰る時間もないということでそのまま大崎へ。
で、1時間くらいは寝れるということで黙々と寝る準備。
後輩のyuigaに、6時30分に起こせよ、
と先輩風を吹かせるkaさん、
余程yuigaを信頼してないのか何度も何度も念押して床へ。
kaさん、自分でも目覚ましセットしたんだろうけど、
最初からオレ絶対起きれない自信があるとか言い切ってるし。笑
どれくらい時間が経ったんだろうか、
奥の方から声と共にドカドカと廊下を駆けずる音が響く。
えっ!7時40分っ!!! という大きな声が。
奴等が起きる時間を聞いてただけに、
オレはあと1時間は多く寝れるんだからもう少し静かにしろよーとか思った時、
眠すぎて1万分の1くらいしか働かない脳のどこかで、
あれ? 社長とのブレックファーストMTG、8時から外苑前って言ってなかったっけ?と…
もう7時40分?
それ、すごいまずくないか? と、2人の状況を少し回想し始める自分が居たりして。
どー考えても間違いなく、間に合わない…
眠いのに、
オレだったらこの状況どうする?
とか考えなくてもいい事を考え始め、
ここで1万分の100くらい脳みそが活動し始めて、
タクシーに乗り込んでどんなに急いだって、大崎から外苑前まで20分はかかるし、
電車で行けるとこまで行って、そこからタクシーか?
その場合どこの駅が一番最短だ?とか、
そもそも事前に電話一本入れるだろ?とか、
何ていう?とか、
しかも幹部が集まってるその席に2人して遅れた上に酒臭いのまずくね?とか
短い時間でいろーんなこと考えちゃいました。
で、そんなこと考えてるオレを知らずに、
2人は、シャワーも鬚そりもせず必至で着替えたり準備してるような感じだったんだけど、
やり取りが止まらない。
しかも、九官鳥みたいに話す内容が一緒。
ka>ホントに7時40分っ?
yuiga>ホントだと思います
(時計を確認している様子が伝わってくる)
ka>ホントに7時40分っ?
(時計を確認している様子が伝わってくる)
yuiga>はい、7時40分です。6時40分じゃないと思います…
これ、6時じゃなくて、7時ですよね?
(時計の針をkaさんに見せている様子が伝わってくる)
ka>なんで、7時40分っ? お前なんで起こさないんだよー
って、このやり取りが、たった5分?10分?奴等が家を出るまでの短い時間で、
3回か4回は続いた。
メチャクチャ眠いオレも流石に面白すぎて大爆笑。
そして、kaさんある程度事態を受け入れたのか、
ようやく、建設的な話が。
ka>駐車場に車があるから車で行くか?
yuiga>車あるんですか?
ka>ある。車の方が早いかな?
yuiga>どうなんですか?
yuigaに聞いたってわかるわけないだろぉとか心の中で思いつつ、
ka>電車の方が早いかも。
電車にするか?
yuiga>・・・・・・・。
このあたりでようやく出れるような状況になったらしい。
玄関先に声が移動している。
玄関の鍵を開ける音がして…
ka>で、結局、車で行くのか?どっちだよっ!
yuiga>・・・・・・・。
ka>車のカギどこだ?あれ?どこだ?
yuiga>すいません、なんでこんな時間なんでしょうね?
って、おいおい、会話がかみ合ってないないよ~この2人。
相当焦ってるな。
と、玄関から出て行く間際、
ka>電車で行こうっ!
大のオトナが2人、
たぶん髪型もなにもあったもんじゃないんだろうなぁとベッドで横になりつつ、
すげーおもしろすぎる、この2人。
2人とも大きな会社の同期の中でもトップクラスで出世してるツワモノなんだけどなぁ…苦笑。
はにかんでた直後にはあっという間に再び眠りについてて、
起きた時、夢だったか?とか思ったりして。
玄関にあった靴が、バッタバタになってる姿をみて、
これは夢じゃなかったな、と確信した瞬間、
またもやり取りを回想してしまって、めちゃくちゃ面白い朝でした。
また飲みましょう!愛すべき御二人さん。
最後に、yuigaくん、
せっかく昇進したのに、今回のこの出来事で取り消しになってないことを祈ってるよ。