登録して一ヶ月は経っていたと思う。
お見合いの申し込みも何件か来ていて、それを紫石さんに相談すると、「誰か一人でも良いからお見合いしてみる?」と背中を押してくれた。
どの方も正直ピンと来なくて、「うーん
」と言う感じで。
でも、初めてのお見合いだし、あまり元彼との事ばかり言っててもなぁと言うのもあったし、やっぱり新しい出逢いも必要だし、誰かと会う事で何か変わるかもしれないし、とか思って、お見合いを決めた。
それが今回、成婚に至った10歳年上の方。
もしこれが、紫石さんに「お見合いしてみる?」と言われなかったら、私は完全スルーしていたであろう。
そしてお見合いしても、私だけだったら次の交際に進んでいなかったであろう。
お見合いした時、確かに会話は盛り上がったし話しやすかったし、優しそうな方だなと言うのはすぐに分かった。
でも、心のどこかで元彼の影がチラついていたのも確か。
だから「交際に進んでみる?」と紫石さんに訊かれた時、また「うーん
」となってしまったけれど、「もう一回会ってみたら?良さそうな人みたいだし」と背中を押してくれて、もう一回会ってみて無理そうなら断ればいいとも言われて、「じゃあ」と言う事で交際に進んだ。
だから私一人だったら、そのまま「さよなら~」で終わっていたであろうと思う。
お見合いってこんな感じなのね!を体験して、終わり、みたいな。
これは後で聞いた話だけど、お見合い申し込みをして来てくれていた人の中で、私からのプロフィールなどを聞いて、紫石さんとしては一推しだったらしい。
そんな事とはつゆ知らず、私は紫石さんに薦められるがまま動いていたような気がする。
と言うのも、私は自分で選ばない方が良いからだ。
めでたく成婚に至りました![]()
