優しい音色


今日は14才まで頑張った愛犬の命日です。


あれから2年が経ちます。



亡くなる半年くらい前から調子が悪くて、ごはんが食べられない


時もありました。


病院で薬をもらってまた食欲が戻ったりを繰り返していました。



亡くなる2.3日前は、ごはんだけではなく水も飲まなくなっていました。


前日はわりと元気だったし、旦那さんもお休みだったので、久々に


外の道路へ連れ出し散歩をすればお水くらいは飲むかな


と思いお散歩へ。


後ろ足もわるくなっていたので器具で支えて歩かせます。


途中で、トイレバッグを忘れたので下の娘に取りに行ってもらうと


その間、止まって振り返って娘が来るのを待ちます。


いつもと同じです。


うちの犬は誰がが戻ると止まって待つのです。


先に行こうと引っ張ると、歩きますが何度も何度も振り返ります。



そして近所を少し歩いて帰りました。


でも水は飲みませんでした。



その日、私は1人夜遅くまで起きていました。


3時過ぎに、何だか様子がおかしいと思いケージを開けて


撫でました。


そして頭が苦しそうな方向だったので、抱きかかえて直すと


くたっとしたので、まさかと思いましたが、目を開けたので


ビックリさせないでよ と私が言った直後、私の腕の中で


亡くなりました。



私は子宮や卵巣の病気をして、なかなか子供ができなかった


ので、犬を飼い始めました。


その後、子供ができてもいつも優しい犬でした。



上の娘がお留守番の時もいつも一緒にそばにいてくれたし


娘が夜中のトイレに1人で行くのは怖いので、階段の上から


犬の名前を呼んでケージから出てきてもらって、トイレの間


扉を開けたまま犬に目の前でお座りして待っててもらったそうです。


娘はお礼にドッグフードを1個だけあげてたようです。


あげない日が続くと呼んでも出てこないので、またごはんあげるよ~


と誘うと出てくるという食いしん坊な犬でした。



亡くなる前日に、家族で散歩ができたり、散歩の前に私が洗濯で


忙しかったので、その間に子供達がキレイにブラッシングしたり


様子がおかしかったから娘達が寝る前にもしばらく撫でて声をかけたり


暖かい部屋で私の腕の中で最後を迎える事ができたり


どれもやれる事をしてあげられたという満足感を私達に残してくれた


ので、悲しいけれど後悔のないお別れが出来ました。



最後まで優しい犬でした。