企業業績と株価の変化を読み取る

企業業績と株価の変化を読み取るこんにちは。株スキルでは、株価の分析方法やチャートの見方など学べる教室やセミナーを開催しています。本日の日経平均株価は、シカゴ日経225先物が15365円となっていましたので高く寄り付きました。その後は上値が重く、戻り売り圧力で上値が重い展開となっています。ただし、下値も限定的で、どちらかというと週末ということもあり、積極的な売買は見られませんでした。出来高も約19億株と、10/17安値から徐々に減少し、今週最小の商いとなっています。この出来高の推移から読み取れることは、株価が上昇していますが、あくまでも戻り上昇のもち合い相場であることがわかります。したがって、次に反落するときは出来高が増加することになります。面白いところは、日経225先物との比較です。日経225先物では本日出来高が増加しています。さらに、株価は上昇していますので、誰か上昇を仕掛けた投資家がいるということでしょうか？　現物と先物の違いから相場の変化として読み取ることができるかもしれません。日経平均株価の日足チャートでは、10日線と25日線の2線カイリ幅が大きいため、株価は修正局面となっています。したがって、大きな下落は目先ではないと思われます。どちらか言うともち合いの展開になりやすい局面です。10日線と25日線との間の推移を想定していますが、それでも500円前後の値幅がありますので上昇の動きに振り回されないことが大切です。20日ボリンジャーバンドでは、株価は－1σを上回り、中心線まで到達しています。しかし、中心線が下向きとなっていますので、上値抵抗線となって株価を押さえた格好となっています。バンドの形状から、株価はもち合いの動きがしばらく続くと思われます。個別銘柄では、企業業績の発表で上方修正した銘柄が上昇しています。しかし、直近高値を更新するどころか、戻り売り圧力で上値を押さえられている銘柄も見られます。チャートの形状を見ながら、業績が好調だから上昇トレンドが継続すると思い込まない方が良いと思います。なかには、既にトレンド転換を仕掛けている銘柄もあるかもしれません。本日もお疲れ様でした。ご意見やご質問などありましたらお問い合わせください。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); くる天人気ブログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 株スキル 　株式投資の分析方法を学ぶ ...