<夏になったというのに                                たまには花でも >

お宝の隅の方 3

 投稿日時2018/5/13(日) 午前 5:43  書庫鉄道雑記 カテゴリー鉄道、列車


1960年1月号時刻表欄外名産品。
続きまして東海北陸です。

三島  わさび漬 50 鯛味噌 50 
沼津  わさび漬 50 鯛味噌 50 栗せんべい 100 桃羊かん 50 茶せんべい 100 
     千本まんじゅう 100 生ビール 100 
身延  ぶどう 時価 
静岡  わさび漬 100 安倍川餅 100 お茶 100 
浜松  浜納豆 50 三文小豆餅 50 ふる里 100 梅衣 100 生ビール 100 遠州路 150 
豊橋  八丁みそ 
名古屋 守口漬 150 ういろう 100 きしめん 100 からし漬 100 なやばしまんじゅう 100 
     しぐれはまぐり 200 生ビール 100 
中津川 からすみ 100 
多治見 国長餅 
大垣  金蝶まんじゅう 100 柿ようかん 100 
岐阜  あゆうるか 70 あゆ粕漬 150 柿羊かん 50 
亀山  亀の尾 100 関の戸 100 
関    関の戸 100 
柘植  おきな餅 100 
山田  赤福 80 神代餅 70 
津    平治せんべい 150 
阿漕  平治せんべい 150 
松阪  老の伴 60 

西舞鶴 鶴の飴 100 300 
敦賀  豆落がん 100 ぎうひ昆布 100 松の雪 100 
福井  羽二重餅 100 けんらん 100 うに 100 
金沢  長生殿 120 加賀様 130 舞鶴 150 久留美煮 240 
石動  藻氷 200 
高岡  つまま 100 
富山  ほたるいか宝来煮 120 ほたるいか金造煮 150 
滑川  ほたるいか宝来煮 120 
魚津  ほたるいか宝来煮 120 ほたるいか金造煮 150 

静岡県は素直な感じですが、その中にあって浜松駅はなかなか。「うなぎパイ」はまだなく、昭和天皇・今上天皇お買い上げと気を吐く「ふる里」を押しのけて「浜納豆」の次位につけているのが「三文小豆餅」。
安っぽそうなネーミングですが、三文と古い値段なのでお菓子も古くから有るものかなとググッたら徳川家康の食い逃げに由来するものだとか。
家康が三方ヶ原の戦いでの敗走中に道端の茶店で食べたのが1個3文の小豆餅。食べてる途中で武田軍が迫って来たので金を払わずに逃げたとか。
で、そこの婆さん、逃げる家康を追いかけて代金を支払わせたと。
この茶店があった辺りが小豆餅、支払わせた所が銭取と地名にもなっていて、銭取はかつての遠州鉄道奥山線の駅があった所。う~ん。行ってみたい。
ちなみに両地点の間は2Kmくらいあって、必死に逃げる家康に追いついた婆さんは武田軍よりすごい(笑)

名古屋付近については今とさほど変わりは無いですが、そのなかにあって「なんでこんな山の中で?」と思わせられるのが中津川駅の「からすみ」。これは珍味のカラスミではなくて外郎の仲間のお菓子なんですね。現存します。

敦賀駅の「ぎうひ昆布」は求肥昆布で京都で売られている「きうひ昆布」とは別物。昆布を使ったお菓子なんですね。
福井の「うに」は塩うになんでしょうけど今と比べると安い。まさかそのままじゃないよね。
金沢は変わらない。
石動の「藻氷」と高岡の「つまま」はなんだか解らない。 
富山のほたるいかは店の違いなんでしょうねぇ。

コメント(2)

 

 

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「からすみ」は恵那市内の道の駅で見かけたことがあります。
でも、今やあの辺の名物といえば「栗きんとん」。
おせちの定番のあれではなく、こちらもお菓子です。
ちょっと高いけれど、おいしいですよ。
「納屋橋饅頭」は本家が休業しちゃって分家が引き継いでます。  

2018/5/13(日) 午前 7:47 [ aic***** ] 
 
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> 愛鐵さん
栗きんとん、美味しそうですね。
でも高級過ぎて手が出せない(涙)
今はいろいろな菓子が作られていますので、昔ながらの物を安く、は難しくなってしまっているのですね。  

2018/5/14(月) 午前 6:26  NEKOTETU