<いよいよ春ですね これ、いかんじゃろ >
セミクロス三昧
今年の正月帰省は実家でゴロゴロクビグビのはずかひょんな事からちょっとは出かけるはめになり横浜、鎌倉周辺の鉄道にほんの少し触れる事が出来ました。
で、思ったのですが、この辺りにはセミクロスシート車が多い、という事。
12月31日にまず乗ったセミクロスシート車が横浜―鎌倉の横須賀線のE217系。
横須賀線のセミクロスシートは編成中にわずか16ボックスという高競争率ですが、空いていたので1ボックス占拠出来ました。
もっとも、横須賀線はセミクロスが当然の時代に利用していたので別段感じる事も無く沿線風景を眺めました。
次に乗ったのがシーサイドライン。
いやー、元地元市内ながら開業30年にしてやっと初乗車ですよ。
新逗子から乗った京急を金沢八景で降りて、案内に従って駅外へ出たけど、乗り場何処?
シーサイドラインは金沢八景の用地買収に手間取って仮駅開業だったのですね。なので完全開業は来年になるとか。
完乗を目指すならまた来なくちゃ。
めんどくさしいなー。あと1年待てばよかった。
中華街のお膝元らしく中国語を飛びかわす人たちと一緒にシーサイドライン金沢八景仮駅に登ってみれば、
確かに軌道上に設えられた1面1線ホームが仮駅らしいですなー。
さて、このシーサイドライン。
基本車内はセミクロスシートで、特徴と言えば無人運転ゆえに運転席も解放されているという事。
でもなんかこっ恥ずかしいので、そのすぐ後ろのロングシートに座っていたら親子連れが来てその席に座りました。
ウン。そっちの方が似合っているよね。
発車するとすぐに目の前に海が広がります。
でもなんか軌道が邪魔ですね。
それにすぐ左へ90度曲がってしまい、海は背後に。
乗り心地こそゆりかもめより良いですが、首を後ろにグイッと曲げて風景をではねー。
運転席に陣取った若いお父さんもつまらなかったのでしょう。居眠りを始めました。
そこで車両後ろのボックス席にお引っ越し。
うん。こっちの方が眺めがいい。
しかし、時すでに遅し。
軌道は海を離れて倉庫や会社の屋根を見降ろすばかりになってしまい新杉田に到着しました。
新杉田からは懐かしい感じがする商店街を突き抜けて京急の杉田駅へ。
ホームに上がるとすぐに各停が。
しかも車端のボックス席が「おいでおいで」と呼んでいます。
4分後には急行がありますが、途中までこれでいいや、と乗り込みました。
車両は600型。昨年成田から乗ったのと同じ形式ですな。
この列車は南太田で後続の急行に抜かれます。なのでその手前の井土ヶ谷でみんな寒風吹きすさぶホームに降りちゃって車内はガラガラ。
私も乗り換えようかと思ったのですが、新杉田では4分後だった急行が不思議な事にこの駅では7分後。
そんなに待つのもいやだなー。それにここで乗り換えても横浜駅に着くのはいくらも変わらないだろうから、とこのまま鈍行で行く事にしました。
そして、次の南太田で急行とその前に快特に抜かれる為に7分停車です。
暖かく静かな車内のボックスシート。しかも1度に2本の列車に抜かれるなんて往年の東北本線みたいじゃないですか。い~ね~。
あっと言う間に7分は過ぎて急行より遅れる事2分で横浜に着きました。
横浜駅からは相鉄を利用したのですがこれまたセミクロスシート車。
おかげで「ちょいとお使い」だったのに「プチ旅行」気分を味わえました。
でもこれらの路線は狙えば乗れるクロスシートなんですよね。
なので実は、「どうせ乗るなら」と、ある程度その様になるべくしてなった所があります。
ところが、この近所に「狙わなくても乗れるのに眼中に無かった」という路線があるのです。
それが大井町線~。
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