<春だなぁ                                    秋の眺めは入場無料 >

紅葉でも見に行くか

 投稿日時2016/12/4(日) 午前 6:35  書庫雑記  カテゴリー旅行


11月の中旬の事。
益子でも綺麗な紅葉が見られるけど、ここはやはりもっとそれっぽい所で紅葉を愛でてみようかと出掛けたのが茂木町。雰囲気としては悠々たる那珂川と紅葉とその背後の那須連山、という感じかな。
国道294号線の千本交差点から県道338号線を大瀬の簗へ向かって右折すると、ただでさえ狭い道がこの先更に狭くなるよ、なんて表示されている手前に「千本城址展望台←」なる看板が。



通り過ぎてから
あれっ?そんなのあったっけ?
という事でUターンして、そちらへと舵を切ります。
でも、道が行く先は雰囲気としては展望が望めるという感じではないです。



しかも、すぐの山だろうと思っていたのにどんどん山奥へ進んじゃって、もしかして入口通り過ぎちゃったかな、と不安になって来た頃やっと案内が出てきたんですが、



その先の道は更に狭いです。
恐る恐る進んでみれば、車1台分の幅&片側はストン。日陰でジメジメの急勾配。



かなりかかって、(そう感じただけで実際の距離は大した事ない)やっと峠らしき所に何やら施設が。



茂木町の千本配水場です。
紅葉が綺麗。
名産の柚子とのコラボもいいな。



でも道はその下を通って更に先へと続いています。
しかも、城址と展望台は別の場所の様ですね。



展望台への道は車は無理。城址は車で入って行けそうですが、すぐそこに碑が建っているのでとりあえず車を配水場の入口あたりに置いて徒歩で偵察。
なるほど。フムフム。



よくわかんねぇや。
まぁいいでしょ。行ってみましょ。
すぐそこなんだろうし。

と、歩を進めてみたのですが、山の上なのに広い平地があって畑になっているだけ。
なんだ、つまんない所だなぁ。
神社があるとなっていたけど、それも無いし。
ただ、道だけはダートながら畑の脇をその先の小高い所へと向かって続いています。
もしかして、まだもっと先?
ええい、行っちゃえ。
と、車に戻って突っ込んでみました。
すると畑が尽きた先を曲がって少しの所に、広場。



簡易トイレもあって、どうやらここが城址の様ですね。
駐車場はありませんが、スペースはあるので、タイヤがはまらないかびくびくしながら道端に駐車。その先へと徒歩で進んでみればすぐに階段があって、紅葉とその奥には鳥居も見えます。



階段を昇って紅葉と鳥居をくぐればそこは思っていたよりも広い平らな場所。神社はまだ先。



ここが本丸跡なのでしょうね。よくこんな山奥に作ったよなー。
ポクポク歩いてたどり着いたのが羽黒神社。



正直、城址の碑の横にはそれより大きく「村社羽黒神社」、つまりローカル神社だよ、と宣言?されていたのでさほどの物ではないだろうと思っていました。

確かに社殿自体はお世辞にも立派とは言えませんが、辺りはよく手入れされていて綺麗。

500年前には賑わっていたであろう場所は、風も無く鳥の声だけが聞こえる静かな静かな秋でした。



(春には桜で賑わうみたいですよ)

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