<山高き故に東都観光                                   特別警報 >

第5区山登り

 投稿日時2015/9/6(日) 午前 5:50  書庫祭  カテゴリー祭りと伝統


「さあ、益子祇園祭3日目往路ハイライト城内坂駆け上がりです。本日の城内坂は晴、気温33度、無風。解説の大塚さん、この状態はいかがなものなのでしょうか。」

「そうですね。毎年の事なので、ベストコンディションと言ってよいでしょう。雨だったりすると涼しくて良いのは良いですが、滑って危険な事もありますし、やはり祭りはグワッと暑くなけりゃいけません。」

「なるほど。ではコース紹介です。」



「つかもとGS前よりスタートして共販センターまでの550mでそのうちの450mが上り坂。その標高差は10mで平均斜度は1.27度です。」



「きつい勾配は観音寺下から陶芸メッセ下までなのですが、ここをいかに攻めるかが課題になりそうですね。」

「そうですね。各屋台によって異なりますが、下から助走をつけて登るやり方と、観音寺下から勝負をかけるやり方とが主な攻め方ですね。各屋台の作戦の立て方が楽しみです。」

「しかし、平均斜度1.27度では大した事が無いように思えるのですがそんなに大変なのでしょうか。」

「なにを言うんですか。鉄道で言えば22パーミルですよ。これはもう急坂です!」

「そ、そうですね。そろそろ始まるようです。では城内坂下中継所どうぞ。」


「これで城内坂駆け上がりが終わった訳ですが、見ている方も力が入りますね。」

「文字通り、祭りの1つの山場ですからねー。」

「ところで、6台のうち城内の1台だけが山車で残りは屋台というのはなぜなんでしょう。」

「それはですね、山車とは依り代なので1つだけ。神様がそれとわかりやすくするために背を高くしたり目立つようにしたりしたものです。一方屋台は山車に降臨した神様に芸能をお見せするためのもので、その作りも前の方に舞台があり後方にお囃子の場所が設けられているものとなっています。」

「なるほど。そのような違いがあったのですね。この後山車と屋台は共販センターで休憩の後各地区に戻って御照覧の準備に入ります。」

 コメント(4)

 

 

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動画・・・楽しくじっくりと拝見いたしました。

来年は・・・見てみたいなーって思った次第。

ナイスでしたよ~。  

2015/9/7(月) 午後 3:11  siro  
 
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> siroさん
ぜひいらっしゃってください。
ただし暑さ対策をお忘れなく~。  

2015/9/10(木) 午前 6:36  NEKOTETU  
 
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内町で参加しているものです。
とてもいい動画で感動いたしました!

道祖土は助走なしで駆け上がっていますね。やはり、若者が多いのと屋台のタイヤが車で出来ているのが関係しているのでしょうか…?

内町は平均年齢の高い地区ですので、駆け上がるのが大変です。

1番速いのは塙ですかね…  

2016/7/3(日) 午後 5:27 [ kan***** ] 
 
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> kan*****さん
ありがとうございます。
高齢化の悩みはいずこもなんですよね。
屋台引きより夜店で遊んだ方が楽しいなんて若者も多いみたいです。
今年も間もなくですね。(ワクワク)  

2016/7/10(日) 午前 5:17  NEKOTETU