<仕事が速い                                お嬢様のしどけない寝姿 >

リス…でもいるのかな

 投稿日時2015/8/2(日) 午前 6:17  書庫益子町  カテゴリー栃木県


益子の窯元「つかもと」の工場入口にある大欅。



この木を切るという話を聞いたのでその様子を見に行きました。こんな立派な木、もったいないなー。

当日(7月22日)お昼頃に見たらもうこの姿。



午前中に主な枝は切ってしまい後は太い幹が残っているばかり。

お昼休みが終わって作業再開。

クレーンで吊っておいて根元切断。



このまま倒すみたいです。
ところが、この吊っているワイヤーのあたりになにかチロチロ。



リス?
いやそれにしちゃデカイ。
登ったはいいけど降りられなくなったマヌケな猫?

あっ!



飛んだ!

ムササビです。

話によると、午前中の枝切り時点で2匹飛び出して行ったものの、お昼休みで作業を中断したら戻って来たとか。

なぜそんな所に戻って来たのか。

そう、子供がいたんです。

幹の中ほどにあるウロが巣の様でたまにチョロッと姿を表しては消える。
まだしっかり飛べないみたいですね。

やがて、ついに木が持ち上げられようという時、意を決したように飛び出すと親の様に滑空ではなく、半墜落という感じで近くの木に飛び移り茂る葉の中に姿を消しました。(写真撮れなかったー)

そして倒された木はこの大きさ。



大枝の付け根に穴があってそこが巣だったのかな。



夕方までにはすっかり片づいて寂しくなった様な、すっきりしたような。



切り株の中心にも大穴。
これでは伐採もやむなしという感じですね。

 コメント(4)

 

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伐採したご神木は薪にして、
窯の燃料にすると
あら不思議、最高傑作の出来上がり~
というオチじゃないんですね
日陰がなくなると天罰が(殴)  

2015/8/2(日) 午前 7:09  LUN  
 
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老木になると室が出来て野生動物の住家になりますが、
倒れやすくなるからと伐採の対象になってしまう。

神社の大ケヤキに毎年アオバズクが来ていたのですが、
枝葉を伐採した今年はまだ来ていません。

人間社会と野生社会の共存は・・・
難しいですね~。

ムササビのねぐらは・・・見つかったのでしょうかね~。  

2015/8/2(日) 午前 9:53  siro  
 
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> LUNさん
そうか、薪にするという考えは無かったですねー。
灰にして釉薬にするというのももう手遅れ。
残念。  

2015/8/4(火) 午前 6:22  NEKOTETU  
 
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> siroさん
自然の大木が山に無くなって住宅難みたいですね。
この巣も以前はフクロウの物だったらしく、根元をヒョッコヒョッコ歩くかわいいヒナの姿が見られたとか。
ずいぶん昔にウロの大きさに合わせて住民が代わっていくという絵本を読んだ気がするなー。  

2015/8/4(火) 午前 6:29  NEKOTETU