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おらが村の日本橋

 投稿日時2015/6/14(日) 午前 6:30  書庫道種(みちくさ)-道路  カテゴリー栃木県

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先の大合併騒ぎで真岡市や茂木町とくっ付くのくっ付かないの騒いだ益子町ですが、そもそもは61年前に近隣の村と合併して今の形になりました。
ですから、旧道路法施行令が出された96年前にはこれらの村は独立していた訳で、当然道路元標も置かれたはずです。

その1つが七井村。
設置された場所は府県道宇都宮水戸線と真岡茂木線の分合点らしいです。
府県道宇都宮水戸線は宇都宮から七井、笠間を通って水戸へ至る今で言う国道123、栃木県道1号線で真岡茂木線は国道294(121)、123号線ですね。

てな訳でその分合点「七井中央」交差点に行ってみましょう。



う~ん、無いなー。

いや、ある訳無いよね。
だってこの交差点自体がつい最近まで無かったんだから。



なので、旧道の分合点へ。
でもそれが素直な十字路だったら話は早いんだけど、県道1号線から茂木方面と真岡方面への分岐点が少しずれていて分合点が2か所あるんだよね。

という事でまずは真岡方面の分合点。



キョロキョロ。無いなー。

では茂木方面の分合点。



キョロキョロ、ウロウロ。無いなー。

この2つの分合点の中間には直角カーブがあってそこには七井局前バス停や元郵便局の建物があります。もしかすると。



キョロキョロ、ウロウロ、ガサガサ。やっぱり無いー。

もうとっくに撤去済みなんだなー。
でも資料には分合点とあるけど実際には違う場所という事もあるよなー。村の実力者が「わしの屋敷の前にせい。」とかね。
と考えると役場前なんて有力じゃん。



キョロキョロ、ウロウロ、キョドウフシン。無いねー。

もしかすると役場跡に移設されているかもと行ってみましたがやはりきれいさっぱり。



役場跡を突っ切るとすぐのところに観音院があります。
お寺も有力候補だなと足を向けるとその向かい道端には。



おお!

でもちょっと細いし頭には線が掘りこんである。
これは単なる境界石だね。



更に念を入れて七井駅へ行ってみましたが……。

こんなのはありましたけど。



最近ですらこんな事があったようですから、もっと以前では拡幅工事の際にポイッなんて普通だったんでしょうね。



ところで、この時ウスウスした県道1号と国道123号の分岐点にはこんなのがあります。



0.6kmキノコ。県道1号の距離標ですね。

この先には2kmポストがあるので1.6kmという事ですが、県道1号の起点は20kmも先の宇都宮。
では、この距離は何を示しているのでしょう。

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