2025.8.20(水) 昼

 

 フローとグレイ

フロー/谷原さん、グレイ/加藤さん。

もう一度見たいと思っていた組み合せで嬉しい。

 

これまで見た加藤さんはわりと抑えめに始まる印象だったけど、この日は「奇跡の夜に」から全開。

歌も踊りもお芝居も熱い。

名古屋公演が始まったばかりの頃は加藤さんのグレイ像を探りながら見ていたこともあったけど、もはやそんなことをするまでもなく明確なグレイ。

ほんと、かっこいいグレイだった。

「あの女は最悪」の前のフローのモノマネが「ハイ、もうしばらく勝手にシマース」だったのが可愛かったな。「まーす」って。

 

谷原さんの歌は相変わらずの安定感で、高音も細らず力強く、表現が巧み。

…たぶん、毎回、同じこと書いてる。

序盤、地の台詞の呂律が少々怪しかった(歌詞は全く問題なし)けどそれもそのうち解消。

メリハリのあるお芝居で強さも弱さもしっかり伝わるので、谷原さんのフローはなんというか、分かりやすい。

で、グレイと絡むと可愛らしさが溢れ出てしまうのが、やっぱり(・∀・)イイ!!

 

萩原さんのグレイとはバディ感が強く(それも良き)、加藤さんのグレイだとキュン成分()が多めに出る気がする。

 

デッキブラシのシーンでは、フローがグレイにちょっかいを出しているところをようやく見られてうれしい。

あちこちで色々起きているのでつい見逃していた。ゴスレにありがち。

 

「絶望のどん底で」は谷原さん✕萩原さんが至高と思っていたけど、この日の谷原さん✕加藤さんも負けていなかった。

「不思議な絆」ももちろん良くて。

このふたりの音源欲しい。

 

ジョン・ホール

この日は瀧山さん。

「偽善者と呼ばれても」のジョン・ホールのパートは、瀧山さんがいちばんフィットしてると思う。

谷原さん、加藤さん、宮田さんとの四重唱はバランスがよく、それぞれのパートがくっきり聞こえてきた。

 

ただ、四重唱以外の場面となると、ジョン・ホールがどんな人物なのかをあまり感じられないのが物足りない。冷酷そうではあるけど肝が冷えると言うほどでもないし…。

好みの問題だろうけど。

 

メンジーズ医官長

3ヶ月ぶりに黒田さんのメンジーズ。

前回は印象が薄かったのでもう一度見たかったのだが、今回も印象が薄かった(ごめんなさい)。

メンジーズはそこそこ目立つ役なのに何故だろう。

歌はお上手だと思うので、単純に体格の問題?

 

アレックス

こちらも3ヶ月ぶりの分部さん。

(仙台キャッツとの往復、本当にお疲れさまでした)

 

分部さんのアレックスは、さわやかでかっこよくて誠実。以上。

スクタリからの去り際にフローに告げた“軍の上層部云々”は、単純に誠実さからくる忠告であると感じた。

 

寺元さんのアレックスに感じるあの複雑さは何なのか(笑)。でもそこがいい。

 

 

 

 

あしあとあしあとあしあと猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

 

『ゴースト&レディ』名古屋公演、劇場での観劇は今回が最終となった。

 

感じたこと、書き残したいことの100分の1も書ききれなかったけど、いつか読み返したとき、その時の気持ちが少しでもよみがえるといいなーと思っている。

 

3か月間、楽しかったな。

さみしいけどやれるだけのことはやり切った謎の充実感がある。

 

とはいえ、配信があるのでまだ平気だけど、閉幕後のロスが今から怖い。

 

 

おわり。

 

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2025年8月20日 昼 名古屋四季劇場
2階センターブロック1列

キャスト(敬称略)
フロー            谷原志音
グレイ            加藤迪
ジョン・ホール軍医長官    瀧山久志
デオン・ド・ボーモン     宮田愛
アレックス・モートン     分部惇平
エイミー           竹田理央
ウィリアム・ラッセル     内田圭
ボブ             菱山亮祐

男性アンサンブル
ハーバート戦時大臣      飯村和也
フィッツジェラルド      佐瀨龍城
フローの父          平良交一
メンジーズ          黒田大夢
小林清孝  権頭雄太朗  政所和行  河上知輝  田邊祐真

女性アンサンブル
ヴィクトリア女王/フローの母 近藤きらら
フローの姉          菩提行       
レディ・エリザベス      あべゆき     
シャーロット         町真理子
潮﨑亜耶  矢鳴優花  清水智紗子  奥平光紀  黒柳安奈