なんとなく
思い出してしまった。
そう、あれは かれこれ9年くらい前かな。
東京へ行ったことのない母を連れて、東京へ行ったのは。
うん、観光旅行なら良かったんだけど、その時も
私の病気がらみで 病院のため。
だったんだよなぁ。
「それ」に気がついたのは いつだろう・・・
朝、化粧をしていた時。 だったかな。
両 上瞼の外側に 小豆大の しこりがあるのに 気づいたんだ。
動くんですよ。
クリームを塗る時とかさ、指に触れるしこりが ぐりぐりと動く。
なんだろう・・・・って、不思議だったけど怖くなかった。
病気とか そんなに考えてなかったんですよね。
若かったし。
一応 近隣の市の 眼科へ行ってみた。
そこでの診断。
「細胞や脂肪や組織が 固まってしまって しこり状態になったんですね。
まぁ悪さはしないから 大丈夫ですよ~。
気になるようなら 取りますけど、正直 眼科より美容整形でやってもらった方がきれいになりますよ」
って、言われたんだ。
ほっとして、まぁ 大きくなったら美容整形で さくっと取ってもらおうと 考えてました
数ヶ月後、好きな人が出来て きゃはっ
まぶたの しこりが気になっちゃって
札幌の美容整形外科へ 行ってみました
初体験でドッキドキ
が~~~~~、衝撃の事実・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「これは 脂肪とか組織とかではなく ‘涙腺‘ です!!
取ったら大変なことになります。
とれません!!」
って 言われました
「いや、でも眼科の先生に 美容外科でって言われてきたんですよ
だから 遠路はるばる札幌まで来たのに」
と、食い下がりましたが、
断固たる答え。
「取れません」・・・・・・・・・・
その後、帰る時に 看護師さんが走り寄って来て
「にゃんこさん、病院変えて ちゃんと検査してもらった方がいいですよ」
って 言われちゃった。
なんだか漠然とした恐怖を抱き
とぼとぼと 3時間の道のりを帰るにゃんこ。
ここから 東京の病院へ通う日々が 始まるのでした
つづく