大阪府下、170の公立学校に民族学級と2800人の在日生徒

民族学級とは課外授業の一環で在日の教師が朝鮮語、歴史、民族楽器、テコント゛ーなどを教える。

大阪府市の公務員である教師がどんな歴史を教えてるのか是非とも知りたい。

この春、関西学院大学を卒業し4月から大阪市の公立小学校教師になってる在日三世の朴美香(22)さんの朝日新聞の記事を見て疑問に思った。




【朴美香さんの卒論】↓

教育 学部
担当教員名 峯岸由治
論文執筆者名 朴美香
論文の題(テーマ) 学校教育活動における在日韓国・朝鮮人児童のアイデンティティの
形成~大阪市における「民族学級」を手がかりに~

簡単な内容(概要)

本研究は、在日韓国・朝鮮人児童たちの民族的アイデンティティ
の形成が困難な状況にあるという課題を解決するために、大阪市で
行われている在日韓国・朝鮮人児童生徒たちのアイデンティティ保
障に取り組んでいる様々な活動の中から民族学級に焦点を当て、卒
業生に8項目におけるインタビュー調査を行ったものである。そし
て、その活動が在日韓国・朝鮮人児童たちのアイデンティティ形成
にどのような影響を与えているのかを分析・考察したものである。
前述した研究方法に基づく本研究の内容は以下の通りである。
第2章では、大阪市における民族学級の歴史的背景を取り上げ、
本研究におけるインタビュー調査項目の検討を行った。そして、第
3章では、本研究の趣旨の呼びかけに応じた6名の在日韓国・朝鮮
人のインタビュー調査と調査結果を明らかにし、第4章では、イン
タビュー調査の結果を基に、6名の卒業生から見出される共通項を
抽出し在日韓国・朝鮮人たちのアイデンティティがどのような過程
を経て形成されていくのかを分析した。
その結果、本研究の調査からは、在日韓国・朝鮮人児童たちのア
イデンティティが4段階に分かれて変化していくことが明らかに
なった。