【ネタバレあり】レビュー NEW MIKKE 横浜 2days 無事終了!! | nekotowerのブログ 音楽大好き

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6月18日、19日の2日間、スピッツのNEW MIKKE TOUR 2021 横浜公演、無事終了しました\(^o^)/


スピッツのライブ、何回か参加させてもらって、毎回、感激や感動、勇気を胸に感謝でいっぱいになります。


今回はいつもと違う感じ、感動に震えています。


1日目は仕切り直しで再開したツアー初日の喜びと緊張感と、毎度のことながら、ステージのスピッツと会場の人たちとの愛の応酬が螺旋階段を登るようにどんどん広がっていました。


大好きな曲、聴いてみたかった曲。

草野さん歌がめっちゃ声量があって伸びやかで、素敵すぎましたラブラブ


ステージで暴れるベース田村さん、めっちゃ美しいアルペジオギターの三輪さん、音と響きでズンズン心を掴んでいくドラム崎山さん!!めいっぱい感じました。


そんなメンバー見てたらうるっと来ちゃいました。

そして、ステージのメンバーに応えたくて、マスクして声は出さないままで、全身で身体を揺らしたり、ある時は縦ノリでぴょんぴょんしたりしました!!


個人的にはめっちゃいい席で、憧れのメンバーを近くで見ることができて、存在感や佇まいからちょっとだけお人柄の色みたいなのを感じることができましたキラキラ


演奏の間のゆるいMCが大好きで。

でも今回は昨年ツアーが延期・キャンセルになり、たった一夜のコンサートを経て再開された NEW MIKKE だけに、MCが一際刺さりました。


https://twitter.com/aki83318710/status/1405855875919597570?s=21

 

 

https://twitter.com/svalbard_guitar/status/1405855553683742728?s=21

 

 


そして、この場に足を運び、最高のライブを楽しむことができたことは、本当にたくさんの人たち、タイミングも含めて、大袈裟かも知れないけど、守ってもらっていて、叶えられている、そう思いました。

本当にたくさんたくさんありがとさんと伝えたい。




そして、2日目。

横浜に泊まって、昼間は中華街へ行って横浜の街を堪能。



地元から遠くはない横浜。

でもやっぱり泊まると自分も土地に馴染める感じがして、ライブと会場が一緒に記憶に染み込んでいく感じがいいな。


いよいよライブが始まり、昨日とは違う席でステージのメンバーを感じながら、昨日のようにリズム、ギターの音、ベースやドラムの響き、草野さんの歌声、ステージから降り注ぐキラキラした空気感、眩しくて美しいライト。たくさんたくさんキラキラ音符


今日も全身でステージにお返しするよ!!ってつもりでいたけど、曲が進むに連れて、いつのまにか何かに包まれて異次元の世界に引き込まれていった感じ。


いつもより草野さんの歌声が力強く心に響く。

エネルギーのある美しい歌声キラキラキラキラ

すっかり圧倒され、魅了されましたー!

ノックダウン!!!!


そして、この日のMCでは、前日にも増してライブができる喜び、みんなに会えた喜び、そして、この状況でいろんな立場の人たちへのメンバーの思いがストレートに伝わりましたえーん


https://twitter.com/ber34683ha2345/status/1406228928436441088?s=21

 


https://twitter.com/ber34683ha2345/status/1406222167436451841?s=12

 

 

https://twitter.com/spispi_qooo/status/1406215216942108677?s=21

 

 

https://twitter.com/mskinoko/status/1406219823533551620?s=21

 

 

こんなにいろんな人たちの優しさ、誰かを忘れずに思いやる心で満たされている…そして、メンバーのみんなそれぞれ感じている気持ちもめっちゃ伝わって来て、泣きそうだったニコ


いろいろあるけれど、そしてこれからいろいろあっても、こんなふうな気持ち、感じられるような、思い出せる人になりたい。


それから、ツイッターではこんなふうにMCをツイートして、ライブのおすそ分けをしてくれる人たちがいる。優しい世界にほっこり。


以下、2日目のセトリを追って感想を書きます。

ネタバレなので、見たい方だけ。


1 見っけ

キラキラしたライトとイントロからスピッツのメンバーが登場。もうドキドキ。


再会へ!消えそうな 
道を辿りたい

すぐに準備しよう


人間になんないで 

くり返す物語
ついに場外へ



2 はぐれ狼

ステージ上の草野さんの声を聴きながら、リズムの重厚な低音を感じながら、歌詞が心に響く。


はぐれ狼 乾いた荒野で 

美しい悪魔を待つ
冬になっても 君を信じたい 

まどろみの果てに見た朝焼け



3 エスカルゴ

キター(・∀・)!!

タテノリでマサイ族みたいに跳ねて腕を思い切り上げた爆笑

メンバーと一つになる!!


ハニー 君に届きたい 

もう少しで道からそれてく

何も迷わない 追いかける 

ざらざらの世界へ


もう道からそれそう…照れ



4 けもの道

ベースの田村さんの即興的な低音が爆音みたいに響く。スリリングでドキドキ!からの弾けるような曲の流れ。

これも腕を上げてタテノリのリズムで駆け抜ける。昨日も弾けたから膝に負担にならないように腹筋に力を込めて笑

最高!!



5 稲穂

景色が見えるような歌詞と駆け抜けるようなアコギのリズムが大好きな曲。


美しく実る稲穂に 

愛を知る 夢も終わる頃
駆け出した 風に逆らい 

夕焼けが 僕らを染めていた


6 遥か

ハーモニーがきれいで、草野さんの歌声が歌詞とともにきれいに響く。


崩れそうな未来を 

裸足で駆け抜けるような
そんな裏ワザも無いけど 

明日にはきっと…

僕らそれぞれ 仰ぎ見る空
夢から醒めない翼


7 快速

流線型のアイツも好きだけど、シルバーの車体にブルーのラインがカッコいい地元の快速が好き!

景色が目まぐるしく変わるような歌詞と疾走感ある曲調が好き、最後のドラムが畳み掛けるようなのが旅立ちっぽくてワクワクする。

 


8 放浪カモメはどこまでも


悲しいジョークでついに5万年
オチは涙のにわか雨
でも放浪カモメはどこまでも
恥ずかしい日々 腰に巻きつけて

風に逆らうのさ


クレイジーキャッツ五万節みたいな歌詞からのサビへと盛り上がるところがまた堪らなく好き!

腕を振り上げてめちゃくちゃ応えた(つもり)



9 ワタリ

ライブ中聴いてて曲名が出てこなかった曲。


心は羽を持ってる

この海を渡ってゆく



10ラジオデイズ

この曲聴いてると、いつも「ラジオ」が「スピッツ」に変換される。


笑顔を放棄して 

そのくせ飢えていたテンダネス
美しい奴らを 

小バカにしてたのに変だね

手探りばっかで 

傷だらけになったけど

どんな夢も近づけるように 

道照らしてくれたよラジオ
危なそうなワクワクも 

放り投げてくれるラジオ


そんな歌をそのスピッツが目の前で演奏してくれてる…胸熱。



11 優しいあの子

この曲はいろいろ思い出深い。

転勤したての頃、ハードな毎日。

昼休みのTVから流れる朝ドラ(再放送)のテーマ曲にどれだけ心を安らげてもらったことか。

ギター教室の発表会に出させてもらった時、この曲は初のアルペジオ。演奏するのが嬉しかった。

などと思い出してました。

 


12 ヒビスクス

照明が降りて来て、赤い灯りと青い灯りがステージから照らされる。


「恐れるな 大丈夫 もう恐れるな」


まだ恐れてるものがあるけど、少しずつ扉を開こうとしてるから響く歌詞。



13 水色の街

説明つかないけどめっちゃ印象の強い曲。

ライブで聴くのは初めて。

照明の水色と光が散りばめられたアイボリーの光が切ないメロディーに彩りをつけて、どっぷりとただただ浸る。

聴けて嬉しかった。



14 まがった僕のしっぽ

フルートが入る曲。ライブではフルート奏者の姿が見えた。めっちゃカッコいい。


勝ち上がるためだけに 

マシュマロ我慢するような
せまい籠の中から お花畑嗤うような
そんなヤツにはなりたくない 

優秀で清潔な地図に
禁じ手の絵を描ききって 楽しげに果てたい


震えた…そう言い切る、そう振る舞える言葉に。



15 青い車

リズムと歌詞とメロディーと全部好き。

青いライトが印象的。

自分でもちゃんと演奏したい曲。



16 YM71D (ヤメナイデ)

大人な歌詞とリズムと曲調にドキッとします。

たぶんこの辺りではだいぶどっぷりライブ沼に浸っていた気がする。



17 ロビンソン

三輪さんのアルペジオは美しすぎて、ずっと演奏し続けてめっちゃ昇華したような感じ。

昨年はギターでこの曲をめっちゃ練習していた時期のあれこれを思い出していた。

一緒にライブを楽しめて分かち合える友人とこの時間をぎゅっとしたくなった。この先も。


18 ありがとさん

この曲もギター教室の発表会やライブで演奏した曲。この曲が出た頃に聴きながら歩いていた街並み、練習していたときのこと、先生に教えてもらった弾き方とかいろいろ目に浮かんだ。

ギターの演奏が広かったきっかけかも、と思うとスピッツにたくさんありがとさん、と伝えたくなった。


19 楓

ライトが楓色でめちゃくちゃきれい。

別れをイメージする歌詞、泣きそうなほどぎゅーっとなるのに、見とれてしまう。

草野さんの歌声の力をめっちゃ感じる。

そしてソロのアコギがめちゃくちゃ響く。

あんな風に演奏できたら、と思った以上にあの響きをいつまでも残しておきたい感じ。


20 渚

若者の危うさや儚さやピュアさがぎゅぎゅっと詰まってるけど、淀むことなく波に漂い流れていく。波のようなブルーの灯が眩しくてきれいだった。



21 8823(ハヤブサ)

またまたキター(・∀・)!!

それでいてめっちゃ腹に来る感じ。膝がヤバい笑

草野さんのギターガン見。


今は振り向かず8823 

クズと呼ばれても笑う
そして 君を自由にできるのは 

宇宙でただ一人だけ


めっちゃ背中押してくれる。


22 俺のすべて

草野さんと田村さんがステージを駆け回る(のは田村さん的)

ライブで聴きたかった曲。

前日は1列目で花道の正面。2人が目の前に来てくれて、めっちゃ盛り上がった!!



23 紫の夜を越えて

ついに生でこの曲を聴けた!!

祈りのようにも聴こえたよ。

みんなで越えて行こう、生き抜いて行こう!!



アンコール

1 群青

前の方の席の人がこの曲のPVの振り付けで踊っているのが後ろから見てても楽しそうで、曲の上げ上げな感じもキラキラ感があった。


2 うめぼし

まさかの!!

最近ギターで練習していた曲でもあり、動揺しました。

練習する時のイメージはもっとライトな感じだけど、この時はそうではなく、重々しくはないけど、グッと入ってくる感じで、演奏するために胸にとどめて置きたい。


3 ヤマブキ

前回のMIKKEツアーでもアンコールの最後はこの曲だった。

1年以上ブランクがあって、 “NEW” MIKKE だけど、MIKKE は続いてるよってメッセージなんだね。


帰りは快速に乗って、崎陽軒のシウマイ弁当を食べながら、ライブの話。





スピッツのライブをめぐってはいつも温かいやさしい気持ちが巡っている。

会場のスタッフさんも笑顔で、大勢の人たちが一つのライブを支えている。

そんなスタッフさんたちへも思いを寄せるスピッツの4人。


「みなさん誰ひとりが欠けてもこの空気感は作れなかった。本当にありがとうございます」


草野さんがライブの終わりの方でよく話している言葉。


もっと広いところへ目を遣れば、日常でも本当はそんな気持ちでつながることができるはず。

理屈上はそうかもしれないけど、現実はそう甘くはないよ、ともう一人の私が呟く。

だけどそっちとは距離を置いて、スピッツの周りで起こってる奇跡みたいな現実を見つめながら、その輪の中に入る方を選びたい。


スピッツの横浜公演は無事に終わりました。

29日には名古屋で2日間のライブ。


続くツアーでまたたくさんの人たちが笑顔で喜びや幸せに包まれますように。