無人島に一つだけコスメを持っていくとしたら、何にする?

という、ありきたりな質問に対して

私はいつもリップだ!!!!と思っていた。

今も同じだ。それは変わらない。

 

それと同じで、

ちょっと出かけるとき、とりあえずリップしておけば!と思ってた。

しかし、最近少し状況が変わってきた。

 

リップだけしても血色感が足りないのである。

圧 倒 的 土 色 顔 面。

唇に血色を足しても、顔面土色に引っ張られてしまうようになった。

 

……チークをしなければ。

でも、持っているのはピンク系の色。

ファンデしてない顔に乗せてもほぼ色が吸収されてしまうし、カジュアルファッションにはあまり合わない。

 

トーンアップ日焼け止めの上でも浮かない血色感チークを…!

ということで、ゲットしたのがこちら。

 

 

MACのグロープレイクッショニーブラッシュブラッシュ、プリーズ

このお色、絶妙すぎるぜ。

ベージュすぎず、ブラウンすぎず、赤みすぎず…

ちょいどいい!(ライトの下だから、ちょっと色味違うかも

 

ニュートラルカラー。誰も使えると思う。

フラッと出かける時はジーンズが多いから、

こういう色は甘くなりすぎず、まとまりが出る。

発色は弱く、調整も簡単!

ブラシでも、スポンジでも、指でもオールオケ!あたいはめんどいので指。

それなのに自然に肌に溶け込んでくれるのでありがたい。

ニュートラルに血色を出してくれるこのチーク、ありがてえ。

ちょっとお酒飲んだ後の火照ってる感じの頬にしてくれる。

 

ペカーンという艶ではなく、自前の艶感を出してくれるのもいい。

超絶微細ラメが美しい。

かわちいピンクも大好きだけど(メラニン強めの肌だからあまり淡い色だと色があまり出ないのが悩み。今度プチプラで鮮やかな色味も試してみたい)、こういう落ち着いた色を一つ持っているだけで安心感が違うわ。

 

あと、容量デカだからいつまででも寄り添ってくれそう(使用期限守らないタイプです)

 



新生活が始まったら、色々素敵な食器揃えたり、可愛らしインテリアを置こう〜部屋は綺麗に整理整頓して観葉植物だけじゃなくてお花も置いて…!と思ってた。


新生活が始まり、もうそろ一年経つ。

食器はテキトーにIKEAやらニトリで安値のものを買い、カトラリーも100均でいいべ!で済ませてしまった


かわいい鉢(私的に高め)を買ったが、日差しゼロなので、今はハンディーワイパーを挿している


どーしてこーなった…!!!!

俺はどうしてこんなにも整理整頓が下手で、部屋を誰がいつ来てもいいような状態にできないんだー!!!


ソファに座り、一息した後部屋をもっと客観的に見ようと考える。でも、ソファがわたしを抱きしめて離さない…!

水周り汚いのは不快感だから綺麗に保っているものの、机の上、棚の中は嵐が過ぎ去ったあとのように汚い。

整理整頓したい意欲はあるのだが、それが行動に移らない。


整理整頓のことだけじゃない。

色んな理想の自分がいるのに、いつもその場に山の如く座り動かない。

頭ではわかっているのに、頭と身体が別々になってしまっている!


頭で考えることにエネルギーを使いすぎている。

あれこれ考えるまえに、身体を動かしてしまえばいいんだ!!


と、理解するも

その時点でもうエネルギー使ってるので、身体を動かしてもウルトラマンが星に帰らなきゃいけない時間くらいしか動けない。


怠惰病である。



 

先日ジム帰りに急遽、牛肉が!食べたい!という欲望が。

ちょうどジムの近くに焼肉屋があって入店。

店内は日本のお酒がたくさん置いてあった。

 

席に通され、

目の前に、七輪がドンっと置かれた。

お肉が来て、よーし焼くぞ⭐️と思ったら

店員さんが網の上に肉を置いてくれた。

ありがてえ!

でも、その後、店員さんはどこにもいかず、

肉は三人に見守られながら、ジュージュと音を出して焼かれている。

なんとも食欲をそそる音!

肉が汗をかき始めると、私の腹の音が怪獣のように咆哮した。

幸いにも、隣席の賑やかすぎる宴会にかき消された。

 

もう、そろそろひっくり返そうかなーと思い

トングに手を伸ばそうとしたら、

店員さんが先にトングに手を伸ばす。

そして肉をひっくり返し、また三人の視線は肉に。

うまい具合に焼かれた肉は、店員さんが私たちの皿へと移してくれた。

なるほど!

どうやって焼くか見せてくれたのか!親切だなぁ。

店員さんは、また網に肉を置き、トングを持ってどこか遠くへ消えていった。

 

肉が「今!俺を!ひっくり返せ!」と叫んだ。

トングがない。

近くの別の店員さんが現れ、トングをくれと伝える。

その時、またあの店員さんが目の前に出現!

そして、ひっくり返していく。

また三人は肉を見守る。

店員さんは新しい肉、そして野菜を続々と網に置いていく。

 

ここでやっと気づいた。

ここは!店員さんが焼いてくれるところ!?

私の驚いた視線に気付かぬ店員さんは、次々に肉を焼いていく。

次々に取り皿に置いていく。

冷めていく肉。

口の中に書き入れるご飯。

肉が温かいうちに!肉を食べるんだ!

食べるスピードは、家で食べている時より

1.7倍ほどの速度になっていた。

 

ふと、思う。

自分で焼きたい。

自分のペースで食べたい。

焼き具合は、失敗しても仕方がない。

焼いてるうちに、具合はわかっていくだろう。

だから、自分のペースで

自分が食べたい肉を

自分の手に取って、網の上に乗せたい。

 

結局、爆速で焼肉は食べ終わった。

30分くらいだったと思う。

食事をしているというより

食事を与えられているようだった。

 

帰り、私はぱんぱんになった腹をさすりながら思った。

やっぱり、自分のペースってものがある。

誰かのペースと比べることもないし、

自分のペースを乱してまでも

他人のペースに合わせなくてもいい。

 

自分のペースで食べることが、幸せなんだ。

たぶん、人生もそんなもんよね。