マイホームまでのスケジュール
23年10月 賃貸からの脱出を考え始める
23年12月 本格的に注文住宅を検討し始める
24年3月 土地、HMの契約
24年4~6月 出産、育児のためちょっとお休み
24年6月 なんやかんや土地白紙解約
24年7、8月 新たな土地契約、間取り確定
24年9月 着工開始
24年12月 完成、引渡予定
こんにちは!ねことんぼです。
私達は第一種低層住宅地域にマイホームを計画していたのですが
容積率が80%だったので、どこまでそれぞれの部屋を削るかに苦労させられました。
そんな中、容積率の緩和措置があるとのことでそれを多少利用しました。
容積率の緩和とは?
そもそも容積率(ようせきりつ)とは、建物の延べ床面積(建築物の各階の床面積の合計)の敷地面積に対する割合を%で表したもので、この土地にどれぐらいの大きさの建物を建てることができるのかわかる指標です。
第一種低層住宅地域とか第1種中高層住居専用地域とか用途地域と呼ばれる区画(?)があって
それぞれの場所で建てられる建物の大きさが決まってます。
よく土地の広告に
建ぺい率60% 容積率200%
みたいに書かれてるアレです!
で、
土地が100㎡(30坪)で容積率が80%だったとしたら、建物の延床面積は80㎡(24坪)までに抑えなければならない!
ということです
※接する道路の幅だったりで容積率は変わりますが、ここでは述べません
それで、一定の条件を満たす場合に容積率を緩和する特例があります。
土地の面積が小さかったり、容積率が小さいところは、
容積率緩和の特例を利用して、できるだけ広くなるように家を建てることができます。
①地下室
地下室がある場合、住宅として使用する部分の床面積の3分の1を限度として容積率の計算から除外されます。
例えば、土地が100㎡(30坪)で容積率80%のとき、通常であれば建てられる建物は80㎡ということになります。
もし、地下室がある場合は1/3が除外されるので、80㎡×3/2で最大120㎡まで建てられます。
ただ、地下室を作るとなると、かなりの金額がかかってしまうため、もう少し広い土地を探した方が結果的に安くなる可能性も?
②駐車場
屋根のない駐車場はそもそも容積率から外れるので、ここでは屋根のある駐車場
ビルドインガレージ的なものを指します。床面積の5分の1を限度として容積率の計算から除外されます。
例えば、土地が100㎡で容積率80%のとき、通常であれば建てられる建物は80㎡ということになります。もし、ビルトインガレージがある場合は1/5が除外されるので、80㎡×5/4で最大100㎡まで建てられます。
(最大に建てられる建物の大きさ×4/5=通常建てられる建物の大きさ → 100㎡×4/5=80㎡)
③備蓄倉庫
今回私たちが利用したのはこれです
備蓄倉庫の容積率緩和は、延べ面積の1/50まで、緩和することが可能です
備蓄倉庫っていうと離れにあるような倉庫イメージしますが
一戸建て住宅の一部屋であっても、備蓄倉庫の容積率緩和の適用が可能なようです
(ただし、念の為に申請先に事前確認は必要みたいです)
例えば、土地が100㎡で容積率80%のとき、2㎡(0.7坪程度)程度が除外されます。
収納予定の部屋をを備蓄倉庫として申請する形で利用しました!!!
他にも緩和対象のものはいくつかあるので容積率が小さいしこの土地はダメかなぁ。。。
って悩んでる方はこういった方法もあるんだよ!っていうのを知っておくと、建築士さんにも相談して、実は理想の間取りがつくれるかも!なので気になった方は
「容積率」 「緩和」で検索してみてください!