一念眾生 日本語訳これは私が個人的に翻訳した素人翻訳です。一念眾生は大好きな歌でずっと内容が気になってました。歌詞は全六巻通して登場人物に合わせて考えました。数年前に台湾版を全六巻自炊翻訳し読了しています。これを訳している現在(25年3月29日)日本語訳も三巻までしか発売されていません。素人翻訳ですが参考になれば幸いです。
一念眾生 一念衆生いちねんしゅうじょう
一瞬の思いを持つ生きとし生けるもの
慕情 生まれつき冷淡で私の言葉は冷たく鋭い剣のようだ
貧しい暮らしの中でも内に秘めた才能に誇りを抱いている
故人の勢いは改まり昔のやり方を維持するのは難しい
今朝昔のわだかまりを率直に話し捨て去った
権一真 若い頃は空の高さ(世の中、世間)など知らずに無鉄砲に生きて来た
聡明で知才にあふれ一途な反骨精神を持つ
世間知らずで色々と迷惑をかけて来てしまった
人の心は両手ではどうにもならない程計り知れない
師青玄 若君が扇をひらめかせ美酒に酔いしれる
ひらひらとした娘の姿気ままな
自由な命は劫に葬られる
どんなに苦しい状況でも楽しみを見出す
師無渡 千の舟がひっくり返り、水が逆巻いて雲を突き抜けるような波になる
恐れもなく悔いる事もなく心残りもない
天命を破り我が償は我が身をもって償う
弟に若々しくあって欲しいと願っている
謝憐 金殿を押し開き剣を手に舞う神々しい悦神武者
万人が罪を問い一人がその罪を償う
私は無間の地獄に落ち、全ての名声を失った
この道を進み続ければ花は必ず道いっぱいに咲き誇るだろう
風信 少年の頃から率直に物を言う人間と知られていた九尺の優れた武人南陽を治める
私の信念は鉄の様に固い
主君に忠義を尽くす
花城 血の雨に銀の蝶が舞い驚くほど美しい
赤い衣が湾刀を指の間で結ぶように回す
上元楼から落ちる一瞬を見ただけで恋に落ちた
愛する人の幾世代にも渡る全ての慌ただしさに関わる
引玉 昨日飛翔した神官は勢いが虹のように大きく華麗だった
蟻のように群がる讒言はその根本を潰す事が出来る
自分が劣っていると認めるにはどれ程の孤独な勇気が必要だろう 玉砕もまたよし
ただ安らかに人生を終える事を祈る
雨師篁 乱世の長い夜の歌温和で優しい公主
深宮の剣が血を飲む
過ぎ去った王朝を思う事なかれ
裴茗 狼煙が上がり剣を折りて興亡を斬る
全身血が漂い紅の香りに染まる
亡き人への恨みも生死全てを忘れる
良き時と楽しいひとときを無駄にするな
賀玄 栄華の道も一夜にして覆る
深淵の淵が現れ渡る術は全くない
恨みは晴れず身を潜めて屈辱に耐える
朝夕の情愛は弑逆の恨みには適わない
威容 栄華は再び戻らずただ傲慢であった過去だけが残っている
青い灯火の下で血を見てそれを隠れ蓑に悪鬼のふりをするお前達は皆俺を嘲笑う
狂わない者がいるのだろうか
半月&裴宿 そっと幼い日の夢を呼べばあの頃に戻って共に遊んでいるようだ
仙人の足跡は影のように儚く過ぎ去り
それでも尚振り返るのを待ち望む
霞んだ水面のように募る思いは言葉に出来ずただ心に秘めるばかり
それでもあなたの声はあの頃と変わらない
人生の前半は遥かな山道を馬に乗って行くような物
そして俗世の終わりには皆故郷へ帰って行く
霊文 人の世の事を司るも文書には天の機密が秘められている
何も持たずに書物を手に取り仙境を縦横無尽に駆け回る
錦衣に束縛され正も邪も当てに出来ない
情と云う字はどう解けば思慮がないなどと言えるのか
君吾 世の中は苦しみで満ちているが誰が私の苦しみに及ぶだろうか
この世は本来許せぬもので満ちている
業火が燃え尽き天地に逃れる場所はない
どうして身を投げ出して私の所に帰って来ないのか
合唱 善と悪はただ一念の差によって衆上を分ける
神や鬼でさえこの世の煩悩を断ち切るのは難しい
来た道は問わない
手を振って笑いながら帰路につく