結局、次々と・・・レスキューされて・・・十数頭の犬猫が取り残されていたことが判明しました。
いずれの個体も高齢で、飼い主は自身が終生世話できると思っていたのかもしれません。。。
しかし現実にはだいぶ長い間ネグレクトに近い状態とゴミ屋敷の様相から、自身の身を賄うことすらままならず生活の破綻が明らかでした。。。
人との接点を拒むから、寂しさの隙間を身勝手なペット飼養で埋めようとしたのだとしたらろくな人間性ではありません。
一度も面識はありませんが、こんなか弱い生き物たちの命を危険にさらしたことに憤りしか感じません。。。
地域猫活動は当初、「今いる子たちを避妊手術すれば、ノラネコの寿命は3~5年で徐々に猫はいなくなる」と、そう地域住民に説明するセミナーを確かに行っていました。
それなら、と、納得して地域活動を導入してくれたコミュニティーも多くありました。
しかし、実際にはあちらこちらの蛇口から放出され続けるぷち馴れの猫たちを、またつぎまた次になど、地域に容認させ続けられるわけも無く、保護しては里親探しのイタチごっこに明け暮れました。
合間に“蛇口”を特定し、確固たる証拠をつかんでも、どこの公共機関も尻込みして、積極的な検挙に動きませんでした。
そんな状態ですので事態は勿論収束などせず、その中途半端な対応は、苦しむ動物たちを間近で見て保護せざるを得ない私たち愛護家たちには絶望と不信感を強める結果となりました。
こんな状態ではいついつまでも続きます。
終わりなんかありません。
行政は苦情減少が活動成果で良いでしょうが、都度犠牲になる動物たちと胸を痛める私たち愛護家は、それで納得など出来ようはずがありません。
担当行政サン、私、緩和ではなく収束をさせるため、そのために力を貸していた、そう言ったはずです。
痛む口腔疾患で食餌も儘ならなかった・・・その上水も食餌も無くなった家に取り残されていた・・・。。。
冷房も無く、酷暑の密室に、一体どんな思いでいたかと思うと・・・胸が詰まる。。。
動物たちへの懺悔の気持ちと共に沸き上がるのは・・・人間への憎悪。
ぽち♪