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~ 地域猫に理解を ~

多頭屋外飼育繁殖放題現場にて捕獲避妊の着手。当初予想数遥か上回り400余頭にまで増えていた地域の猫達。猫達の安全と生活を守りながらの地域住民との共存、猫総数の継続管理。あなたの町でもきっとある野良猫達の存在と権利の尊重を一度考えてみて下さい。

結局、次々と・・・レスキューされて・・・十数頭の犬猫が取り残されていたことが判明しました。

いずれの個体も高齢で、飼い主は自身が終生世話できると思っていたのかもしれません。。。

しかし現実にはだいぶ長い間ネグレクトに近い状態とゴミ屋敷の様相から、自身の身を賄うことすらままならず生活の破綻が明らかでした。。。

人との接点を拒むから、寂しさの隙間を身勝手なペット飼養で埋めようとしたのだとしたらろくな人間性ではありません。

一度も面識はありませんが、こんなか弱い生き物たちの命を危険にさらしたことに憤りしか感じません。。。

 

地域猫活動は当初、「今いる子たちを避妊手術すれば、ノラネコの寿命は3~5年で徐々に猫はいなくなる」と、そう地域住民に説明するセミナーを確かに行っていました。

それなら、と、納得して地域活動を導入してくれたコミュニティーも多くありました。

しかし、実際にはあちらこちらの蛇口から放出され続けるぷち馴れの猫たちを、またつぎまた次になど、地域に容認させ続けられるわけも無く、保護しては里親探しのイタチごっこに明け暮れました。

合間に“蛇口”を特定し、確固たる証拠をつかんでも、どこの公共機関も尻込みして、積極的な検挙に動きませんでした。

そんな状態ですので事態は勿論収束などせず、その中途半端な対応は、苦しむ動物たちを間近で見て保護せざるを得ない私たち愛護家たちには絶望と不信感を強める結果となりました。

 

こんな状態ではいついつまでも続きます。

終わりなんかありません。

行政は苦情減少が活動成果で良いでしょうが、都度犠牲になる動物たちと胸を痛める私たち愛護家は、それで納得など出来ようはずがありません。

担当行政サン、私、緩和ではなく収束をさせるため、そのために力を貸していた、そう言ったはずです。

 

痛む口腔疾患で食餌も儘ならなかった・・・その上水も食餌も無くなった家に取り残されていた・・・。。。

冷房も無く、酷暑の密室に、一体どんな思いでいたかと思うと・・・胸が詰まる。。。

動物たちへの懺悔の気持ちと共に沸き上がるのは・・・人間への憎悪。

 

 


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ぽち

未知の感染症に翻弄され、不自由も恐怖や不安もわかりますが、刹那的にペットに癒しでも、などと軽はずみな飼養だけは絶対に控えなければなりません。

ペットは命であり玩具ではない。

明日明後日がどのようになるのかすらも見当のつかぬ非常事態で、健康も財力も、このさき思う方向に進むとは限りません。

在宅が増えたりストレスが増したりするのかもしれませんが、そうした生活様式の変更がまだまだこれから項目が増えるかもしれない。

未知の感染症の全貌はまだまだ不明だし、慎重な行動制限をもって静観していかなければなりません。

子犬や子猫は可愛いですか?

幼齢で親から放された幼子には、様々なことを一から教える必要があります。

人の育児同様に、山あり谷ありです。

子犬の排泄など・・・時に地獄絵図ですよ。

おまけにすぐに体調を崩すのも同様です。

通院労力に病院代・・・etc。

犬のトイレトレーニングなど、マジで相当の根気が必要ですし、思うようにならなくてもそれは犬のせいではありません。

生活の便利、人の勝手都合を犬や猫に聞いてもらうだけですから、共に暮らすと決める以上、すべてを受け入れる事が絶対です。

寛容にすべてを受け入れて飼養するとしても、生活の水準や家族構成が変化することも想定しなければなりませんから、例えば誰かが感染症にかかることも失職も考慮せねばなりません。

 

ただでさえ、飼養放棄は深刻な問題なのに、いま安易なペット需要の高まりに不安を抑えられません。

譲渡も対面して時間をかけて信頼関係を構築したうえで行わなければ、その命の生涯に、間違いをおこしてからでは取り返しがつきません。

今まで以上に慎重な飼養を訴えていく必要があります。

独居の高齢者が倒れ、救急が家に入ると・・・複数のペットが取り残されていました。。。

独居の上、近所との付き合いもいっさい無く、一体何頭が家に居て、いつから食事も与えられていなかったのかすらわかりません。。。

こんな哀しいことが・・・これ以上起こらないようにするために、命を抱える責任を、ちゃんと自覚しなければ。

どんなことがあっても、命を守る覚悟が無ければ、動物を飼うことも人の親になることもしてはならない。

 

小学校で習うことだと思うのですけれど。

 

 


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ぽち

非常識な連絡先の漏洩で、不自由を強いられてしまった携帯電話をやっと完全に撤廃しました。

動物の事を本当に心配するならば支離滅裂な不安定な精神状態ではなくて、まずは自身が人として毅然としていなければ務まりません。

感情爆発で行き当たりばったり思い付きで、時間帯や先方の都合などが全く考えられないような人とのおつきあいはお断りです。

 地元の保健所との協働もこの際に絶縁いたしました。

中途半端な話ばかりだし、問題の根絶への努力が感じられません。

だいたい動物愛護相談センターで「そういうことなら外に放ってください」と言うというから驚きです。

高齢者が重い認知症で施設入所となり、法定相続人に持ち家と共に老猫を託したのでしたが家の中で捕まえることができないという相談に、「もともと外に出入りしていたのならそのまま外に出してください」と、動物愛護相談センターの担当員に言われたそうです。

どうりで、昨日まで居なかった猫が突然出てくるわけですね。

おまけに保健所にもさんざん、飼い猫を遺棄されたに違いない猫がなかなか保護できずに疲弊した、というような話は山のようにしてきていたはずでしたが、こうも裏切られ続けてはもう、そこに信頼関係はありません。

使い捨てボランティァなんて、正直こんなものなのですね。

まずまず尽くしてうまくやってきたつもりでいましたが、残念と言うよりは少々恨みがましい心情でいます。

勿論、不幸な動物たちの為の尽力をおしまず頑張りますが、減るどころか増える一方の、軽い事情での飼養放棄をとがめることもせず、ボランティァの善意の収容に頼り切りの上に存在する「殺処分ゼロ」に胡坐をかきやがる現状に、少しも心はいたまないのでしょうか。

 

保護犬猫の譲渡の推進も美談ですが、保護犬猫が出ないのが理想でしょ。

普通の犬猫にだってしつけ教室とか必要なのに、保護犬猫の飼養難易度を理解しているのでしょうか。

 

とにもかくにも、30年たっても、結局、ま、こんなものなのですね。

信じた私が馬鹿でした。

 

とさ。

 


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ぽち

“みろく(弥勒)”と名付けました。

病院で静養、すっかり顔つきが変わりました♪

年相応のあどけない表情に♪

くつろぎながらの、ドヤ顔♪

食事もしっかり摂れるようになりました。

甘えん坊さんです♪

問題の・・・検査、キットの反応は・・・

薄いが白血病の陽性

5日後の再検査ではさらに薄いが、よく見るとまだ反応がある。。。

感染の途中か、それとも陰転の途か。

1か月後に再検査をすることに、それまでは隔離管理。

陽性ならFeLV陽性の子と同室に。

マイナスなら十分に譲渡適応性があります。

 

インターフェロンと免疫強化食で陰転を目指します。

 

 


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ぽち

若い女の子の猫さん。。。

隣県ボランティアさんの繁殖制限計画実行中の現場にある日突然追加されたそうです。

危ういほどの臨月、昨日まで居なかったのだそう。

とても人馴れしています・・・。。。

これも手術しておいて、と、そういう意味なのかと・・・そのボランティァさんも落胆していました・・・。。。

一体どうして、居住地でもない、ただ漏れ聞いてしまって放っておけないからと奮闘するボランティァさんが、こんなさ中にも、経済的にも心身も大きな負担を強いられながら繁殖を止めなければと必死だ言うのに、きまぐれに飼って、不都合が起きれば放り出して。

どうして、だれが悪いのかなんて、こんなにも明確なのに、なんで裁かれないのか。

結構な非道だと思うんですよ、しかも相当悪質です。

弱者たる愛護動物を好き好んで飼って、挙句に不義理をして妊娠させ、放り出すなんて、正常な道徳倫理を持つ人間に出来ることではない。

動物飼養のみならず必ずや社会人として欠如があり問題行動があるはずです。

判断能力に問題があるのだから間違いは正さなければならないし、罪は責められなければなりません。

そういう輩の不始末に、動物が危機にさらされてなおかつ、一般人が人生を犠牲にして不幸な動物たちを救うなんて、こうしてつづるだけでも腹が立って仕方ありません。。。

 

幼い母猫の胎児たちを堕胎せざるをえませんでした。。。

母猫は白血病の擬陽性が判明しました。。。

陰転を目指し入院治療しています。

ままにゃんは退院後飼養してくださる方が見つかっています。

難しい堕胎の決断に涙が出ました・・・。。。

まだ泣けるんだなぁと、そう思いました。

そして30年間、ずっとこの活動を17歳からしてきて、まだ泣かなければならない現状にあきれ果てました。

時代は確かに変わりました。

行政も無関心でいられなくなりだいぶ関与するようにはなりました。

でもまだまだ不幸な動物は後を絶たず、30年前から今も心は痛み続けます。。。

 

ほんと、このままなら私、間違いなく化けて出ますから。

 

“れの”は血液検査も終え隔離期間を満了、仲良しおねぇにゃんに甘えて絶賛家猫修行中です。

 


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ぽち