山登りを終えて、サコンナコンの街の近くにある平地の遺跡へ。



★ プラタート・ナライ・ジェーン・ウエン遺跡


ぽつんと一つの祠堂が建っている。




そばに寄ってみると・・・



祠堂の四方にたくさんの、それもかなり状態の良いレリーフが残っていた!



踊るシヴァ神の破風、手がいっぱい見える。




シヴァ神の下のまぐさ石には戦うクリシュナ神が、



彫りの深さが感じられる。


こちらは獅子と戦うクリシュナ、




その上の破風には横たわるヴィシュヌ神が。




柱の下部の修行僧も表情がくっきり。




象と一緒の人々のまぐさ石



たった一つの祠堂なのに良い状態のレリーフがたくさんあって、本当に楽しかった。


この祠堂、どうやら最近何かの行事が有ったようだ。



飾りとお供え物がたくさん残されていた。



と言うわけで、これにて今回の遺跡巡りは終了。

やっぱりクメールの遺跡巡りは楽しい。

でも、こんなに小さな遺跡でも、たった一枚のまぐさ石でもわくわくするのに、本家本元のアンコールに行ったらひっくり返るのじゃなかろうか。


行かなきゃね、そのうちね。



そして、サコンナコンからさらに北東のナコンパノムへ、ついにメコン川に遭遇するのだけど・・・実は今日午後からまたちょっと出かけます。

10日ほどして帰ってくる予定です。

メコン川は戻ったら記録するつもりです。


またまた留守になります、どうかよろしく。