糖尿病発覚後3日で糖質制限に出会ったことと、もう一つ、

今、この時期に出会ったことも運命的と言える。


夫は多分、30歳代のころからすでに予備軍だったのだろう。

結婚した当時(身長185センチで)85キロくらいだった体重が

あっという間に100キロを超えた。

そのころの体重計はアナログ式で、針が一回りして

100キロを超えると振り切れて、105キロで止まってしまう。

だから一番重かった時の体重は分からないけど、

確実に100キロは超えていた。


その夫が40歳を過ぎたころから痩せ始める。

ある日「あれ、あなた痩せた?」って気づいた。

本人いわく、職場の自動販売機の缶コーヒーを

一日に5~6本飲んでいたのをやめたそうだ。

でも、多分そのころに境界を越えて糖尿病を発症したのだろう。


それから発症を気づかないまま15年が過ぎてしまい、

今は手足のしびれと眼底出血と言う合併症を抱えている。


合併症のことを思うともっと早く気が付けば良かったと思うけど、

それじゃあ15年前に気が付いていたとしたらどうなっていたか。


お酒とステーキが大好きだった義父。

亡くなる直前まで「そんなに飲んじゃダメ、そんなに食べちゃダメ」と

義母とバトルを繰り返していた。

同じことになっていただろう。


糖質制限食に出会った後、夫に

「お酒が飲めてステーキも食べられるけど、ご飯やパンや

ピザも甘いものも食べられない、そういう食事制限やる?」って聞いたら

「酒が飲めて肉が食えるならやる!!!」って。


それから一年、薬を全く飲まずにヘモ値が現在5.7%。

発覚したのが今だからこそ出会えた糖質制限。

それも運命だったと思う。