つい最近高校3年生の方と話す機会があった。
進路の話になって、自分が何度もかけた言葉は
今は理由が分からなくても心惹かれる道に進んでみるべきではないか
要約するとそんな感じのことばかり言っていた。
観光業界に興味があるけどこんな時代に必要なのだろうか?娯楽の分野に進むよりもっと社会に役立つ仕事を視野に入れた道に進むべきなのではないか?
そもそも観光に興味があるのか国際学に興味があるのかも曖昧で親にもそのことは話せていない
という葛藤があることも聞いた。
彼と話すのは2度目だったが、人見知りせず混じったばかりのグループの中でも物怖じせず自然に物事に取り組める所があると感じていた。
あと地理学に詳しいのも印象に残っていたな
そういう所を見ているといろんな場所や人、そこにあるたくさんの物事に出会いたい人なのではないかと思えてきて、是非興味のあることに進んでみてほしいと思った。
クリエイターが子供の頃からただひたすら自分が面白いと思ったこと、やめられないことを自然と突き詰め、そうして作り上げた作品がたくさんの人の心を打つという話は多い。
それと結びつけるのは少し短絡的かもしれないが、何か分からないけど興味惹かれることに対してしっかり向き合った方がいいということを言いたかった。
それからしばらく経った今日
そんな言葉を高校生の時誰かにかけてもらいたかったな とふと思った
当時自分は興味のあることはいくつかあったがあまりそれらを深く掘り下げず、またそれを話す人もいなかった。
もしいたら今どうなっていたのだろう?