私が『いぬ助け』にイベント運営ボランティアとして参加してから2年が経ちました。

早いです。

ただ「犬と遊びたい」という理由で始めたボランティア。今、考えるとふざけた理由です。「保護犬」という存在は知っているものの、何故そういう存在が生まれてしまうのかなど考えたことも無かった2年前。見学+勉強としての参加で、とてもカワイイ子に会い、この子に会えるなら続けよう。そんな理由で始めました。

そんな理由で始めているので、来場者の質問には全く答えられず、犬との接し方も知らず、ただの役立たずとして参加しているのが悔しくて、勉強のために活動ブログを見て、始めて今でも「野犬」がたくさんいるという事を知りました。

更にそこでとても衝撃を受けた言葉が2つあります。

野に生きる子たちにとって「保護」するという形が一番幸せなのではないのかもしれません。

人間を知らない子たちが人間に管理されるという恐怖は計り知れず、彼らのことを思えば彼らも立派な犠牲者

両方とも『いぬ助け』活動ブログ ‐ 2023年4月16日に書かれたブログに有ります。

「保護」に対する疑問を抱き、人間に管理される犬は恐怖を感じていると理解しながら、それでも「保護」という手段を選ばざるをえない。

自分はどうだろう。自分はイベントの手伝いをする立場。「保護」の正当性や保護された犬の恐怖などは考えなくても良い。

もし、考えるべき立場になったら、どう考えるだろう。

それは分からないけど、まずは、こういう事を考えながら、負の連鎖を止めるために野犬を1匹でも減らそうとしている人たちを、少しでも手伝えたら良いな。と思い、今に至る。