保護犬が多過ぎる。

茨城県動物指導センターに収容されている子が200匹を越えました。

ですが、言いたいのはそれでは無くて(それも言いたいですが)、保護犬と呼ばれる幅が広い、という事です。

 

「保護」犬、と言うけど何から保護されたんだろう、という犬がいっぱいいます。

 

ブリーディングの引退って、保護なの?

ペットショップでの売れ残りって、保護なの?

 

悪質なブリーダーからの保護をメインとしている方から見ると、『いぬ助け』が行っている野犬の捕獲やセンターからの引き出しも、保護に見えないかもしれません。

それでも、野犬を減らすために、野犬がこれ以上増えるのを防ぐために行っている行為は保護と呼んで良いと思っています。

 

保護犬の里親になろうと考えてくれるのは嬉しいです。

ですが、考えて欲しいです。

その子は何から保護されたのですか?

その子の里親になることで救われるのは誰ですか?

 

明後日 ‐ 12月8日は、『いぬ助け』の譲渡会が東京葛飾区で開催されます。

茨城と千葉のセンターに収容されていた元野犬、あるいは、他の保護団体が捕獲したのを引き受けた元野犬です。

中型犬の雑種ばかりですが、とても可愛くて元気な子がいっぱいです。

寒い日になりそうですが、予約や入場料は不要なので、一度見に来てみて欲しいです。