現在悪性腫瘍の中皮腫と戦っている愛猫ですが、やはりどんどん食欲は減退しています。


そんな中で食べてくれたキャットフード類についてまとめておきました。


あくまでもうちの子の好みなので、他の猫さんでは食べてくれないものもあると思いますが、参考になれば幸いです。


食欲減退しはじめ

悪性腫瘍が発覚してすぐは食欲増進剤が良く効いて、わりとなんでもおいしそうにモリモリ食べてくれました。

その後徐々に食べられるものが減ってきて、その中でもよく食べてくれたのが


ニュートロ デイリーデッシュ シニア ペーストタイプです。


徐々に固形物が入ったウエットフードは口にしなくなったので、ペーストタイプのこちらをよく食べてくれました。

あと、うちの子はどうやら魚よりはチキンが好きらしいので、こちらがぴったりだったようです。


食欲減退の中期

食欲は数週間でどんどん減退していきました。

食欲増進剤の効きも悪くなっていきます。

猫あるあるのようですが、食欲が減退すると総合栄養食を嫌がるようになってきます。

できれば総合栄養食を食べて欲しいけれど、ストレスなく好きなものを食べさせようといろいろ試してみて良かったのはこちらです。


ミャウミャウ クリーミー 甘エビ味ずわいがに味


どうもうちの子はエビとかカニの味が好きみたいです。

このフードは他にもいろいろな味が出ているので、その子にあった味を探してあげてもいいと思います。


食欲減退の後期

この頃になると、もう一日に必要なカロリーを口から摂取するのは難しくなります。


カリカリは大きくて食べにくいみたいでまったく口にしなくなったのですが、色々調べた結果これがいいよという書き込みを見つけて与えてみた結果、なんとか食べてくれた唯一のカリカリです。


銀のスプーン 三ツ星グルメ 香るお魚仕立て 15歳頃から


銀のスプーン三ツ星グルメからは他にも15歳以上用のカリカリは出ていますが、うちはこれしか食べません。

20歳以上用も出ているので試してみましたが、そちらは食べてくれませんでした。

フレーバーが4種類入っているのですが、うちの子はどれでも食べてくれます。

粒がかなり小さく平べったいので食べやすいんだと思います。

ここまで減退する前にはロイヤルカナンやセレクトバランスのカリカリも食べてくれていたのですが、いまでは見向きもしなくなりました。


ウエット系で主力なのが

にゃんスプーン 鶏ササミ味 サーモン味です。


写真はシーフードしかなかったのでこれにしましたが、サーモン味のほうが好きみたいです。


これになるまで、ちゅーるやとろリッチも食べてくれていました。

そちらを食べなくなったのでこれが最後の砦になっています。

どうもたくさん口に入ると気持ち悪いので、自分のペースでちょっとずつ削って舐めれるのがよいのではないかと感じました。


まだたまに食べてくれるのは

ちゅーる 贅沢本まぐろ&キングサーモンです。

チキン味もたまに食べてくれるのですが、どうも食べてくれるからとどのフードでもあげすぎたみたいで、飽きてきた気がします。
サーモン味が好きみたいなので、たまににゃんスプーンの空に出してあげると食べてくれます。

食欲減退してる猫に食べさせるコツ
食欲がなくなってくると、ただ餌皿に出しただけではなかなか食べてくれなくなります。
あまり無理やり口に運ぶのはストレスになるのでオススメはしませんが、食べやすいように口元に持っていってあげるのは有効です。

差し出しただけでは食べない子には、手に置いたり指に塗ったりして差し出してあげてください。
ちゅーるなどを指に塗って差し出すと、渋々舐めてくれ、味がわかったら残りもたべてくれたなんてこともあります。

あといま重宝しているのが、にゃんスプーンの空です。

以前はウエットは人間用のスプーンで与えていたのですが、にゃんスプーンの空は猫が食べやすいように設計されているのか、これにちゅーるとかを盛って差し出すと食べてくれることがあります。
たくさん盛れるので何度も継ぎ足さなくていいのも便利です。

以上がこれまで私がケアしてきて役に立ったフードやコツです。

猫は食欲減退を起こしやすい生き物です。
うちの子のように大病じゃなくても、急に食べなくなったという話はたまに見かけます。

また、どんな病気でも最後はほぼ食欲減退が必ず起こります。
あれこれ買って家に食べてくれないフードが溢れ、途方にくれている飼い主さんも多いと思います。
私もその1人です。
多くの飼い主が通る道だと調べてわかりましたが、それでも辛いです。

だから、どうか少しでもこの情報が役立ちますように。