nekorainbowのブログ

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“「ハグリッドが連れてくるよ」
「こんな大事なことをハグリッドに任せて――あの……賢明なことでしょうか?」 
「わしは自分の命でさえハグリッドに任せられるよ」 
「何もあれの心根がまっすぐじゃないなんて申しませんが」
マクゴナガル先生はしぶしぶ認めた。
「でもご存知のように、うっかりしているでしょう。どうもあれときたら――おや、何かしら?」”
“‘Hagrid’s bringing him.’
‘You think it – wise – to trust Hagrid with something as important as this?’
‘I would trust Hagrid with my life,’ said Dumbledore.
‘I’m not saying his heart isn’t in the right place,’ said Professor McGonagall grudgingly, ‘but you can’t pretend he’s not careless. He does tend to – what was that?’”

ハグリットのおっちょこちょいさを心配するマグゴナガル先生! “わしは自分の命でさえハグリットに任せられるよ”という言葉からダンブルドアの“心根がまっすぐ”なハグリットへの信頼があらわれていて素敵ですね。


“漆黒のふさふさした前髪、そして額には不思議な形の傷が見えた。稲妻のような形だ。
「この傷があの……」マクゴナガル先生が囁いた。 
「そうじゃ。一生残るじゃろう」
「ダンブルドア、なんとかしてやれないんですか?」
「たとえできたとしても、わしは何もせんよ。傷は結構役に立つもんじゃ。わしにも一つ左膝の上にあるがね、完全なロンドンの地下鉄地図になっておる~」”
“Under a tuft of jet-black hair over his forehead they could see a curiously shaped cut, like a bolt of lightning.
‘Is that where –?’ whispered Professor McGonagall.
‘Yes,’ said Dumbledore. ‘He’ll have that scar for ever.’
‘Couldn’t you do something about it, Dumbledore?’
‘Even if I could, I wouldn’t. Scars can come in useful. I have one myself above my left knee which is a perfect map of the London Underground.~”

ハリーの額の傷についてはじめて話される場面です。ダンブルドアはこのときからハリーと傷の関係、ハリーのこれからの運命についてどのくらい予測していたのでしょうか…?


“「生き残った男の子、ハリー・ポッターに乾杯!」”
‘To Harry Potter – the boy who lived!’

第一章の最後の一文です。ハリーは魔法界では、赤ちゃんのときからヴォルデモートを打ち破った“象徴”であり、“生き残った男の子”として“特別”であり、とてつもなく有名で、知らない人はいない存在です。それにも関わらず、ハリーはこのときからダーズリー家で贔屓され虐められながら暮らしていかなければなりません。これから10年間、彼は魔法の存在さえ全く知らずに過ごすのです。