※後半、怖い話があります

 嫌いな人は注意してね

 

近頃ハマっているモノ

それは

 

ユーチューブの

実話怪談まとめ動画

 

怖がりだけど

怖い話が好きなんです

 

”怪談師”といって

怪談を語る人が

けっこうたくさんいるのね

 

ユーチューブで

怪談を発信したり

何人かで集まって

ライブをしたり

 

そういうのを

まとめた動画があって

それにハマっています

 

怪談師本人は

霊感や霊体験は

無いという人もいて

 

脅かすような語り方や

過剰な演出はなくて

ただ淡々と

「こういう話を聞きました」

と静かに語る人も多いです

 

ある怪談師が

言っていたのですが

その人自身が

怪談に興味を持ち始めたのは

小学生の低学年だったそうです

 

それまで

お化けや幽霊などは

TVや絵本に出てくる

架空の存在だと思っていたそうです

 

実在、というか

実話、実体験で

そういうことがあるとは

思っていなかった

 

ところが

ある時

身近な人が

「こういうことがあったんだよ」

と不思議体験を話しているのを聞き

 

そういうことが本当にあるんだ!

と興味を持ち始めたのだそうです

 

その感覚は

例えるなら

「ポケモンって実在するんだよ」

と言われるような感覚

と言っていて

あぁ、そりゃ興味持つなぁと

思いました

 

 

↓ここから怖い話を含みます

 

私は

怖い話が

最初から好きだったわけでは

ありません

 

それまでの怖い話は

恐怖をあおる演出が多くて

ただ怖いだけで

嫌いだったのですが

 

20年くらい前の

TV番組中

ある心霊動画を見てから

「不思議だな」という

興味に変わりました

 

もしかしたら

フェイク画像かもしれませんが

当時の編集技術からして

それはちょっと考えにくいので

本物だったと思っています

 

画像は

夜の山道を走行する

自動車の助手席から

撮影されていました

 

道路の周りはススキのような

背の高い草が生い茂り

街灯などはなく

車のヘッドライトが当たる場所しか

見えません

 

山道はくねくねと曲がっており

カーブのたびに

ライトが草むらを照らします

 

あるカーブに来た時

草むらの前に

着物姿の2人の女性が

浮かび上がりました

 

顔まではわかりませんでしたが

日本髪を結っていました

着物はきちんと着付けられ

時代的には江戸か明治の頃の

人物ではないかと感じました

 

その女性たちは

車の方を見向きもしませんでした

つまり

こちらに気づいていない

 

怖がらせるために出てきた

というよりは

普通に歩いているところを

たまたまライトが照らし

カメラが姿をとらえた

と言う雰囲気だったのです

 

撮影者は撮影時に

それを見た感覚はなく

後から画像を見返して

気づいてTVに投稿した

・・・という感じだったと

記憶しています

 

その放送を見た時

怖いというより

不思議でしかなく

「こんなことがあるんだな」

「他にもこんなことがあるのかな」

と実体験の怖い話に

興味を持つようになりました

 

人って

あるはずの無いこと

見えるはずの無いもの

に遭遇すると

「この現象は何なんだろう?」

と解明しようとし

その瞬間は

案外冷静なのではないかと

思うのです

 

一度だけ

家の中で白い煙の塊

(小さな雲みたい)が

空中を漂っているのを

見たことがあるのですが

 

その時も

「これは何だろう?」

と正体を探ることが優先で

怖いとは思いませんでした