また書道の話なんですが
今度、書道で臨書する作品は
過去に一度教わって
書道展にも出品した『雁塔聖教序』
(がんとうしょうぎょうじょ)
書道展3度目の出品作品
先生の教室では
臨書を約1年かけて一つの作品(法帖)を
学ぶのだけど
当時はまだまだ未熟だったので
大きな字で文字数も少ないけど
これが精いっぱい
今度はもっと小さい字で
たくさん書く予定
『雁塔聖教序』の中には
西遊記でおなじみの
三蔵法師(玄奘三蔵)の名前が出てくるよ^^
三蔵法師がインドから持ち帰ったお経は
その後中国語に翻訳されるんだけど
翻訳が完成して
お経の前に付けられた”序文”が
この『雁塔聖教序』なんだって
で、お経を奉納したお寺に
その序文を刻した記念碑を建てた
・・・というものらしい
(端折りすぎてわかんない?)
勉強するにあたって
過去の資料をひっぱり出してみた
先生の書いた線や点
朱墨で直された箇所
丸をもらったところ
そういうものを切り貼りして
スクラップブックを作っている
朱墨の方が筆の跡がわかるので
筆がどう動いたかを見るのに
すごく勉強になる
↑
それに気づいてからは
マメに添削してもらったりして・・・
先生からは
「上手に書けた字をスクラップするといいよ」
と教わったんだけど
私は先生の書いたものすべてを
残しておきたくてこうなった
他の生徒でスクラップブックを
作っている人はほとんどいない
私がこのノートを見せると
みんなびっくりする
私には先生の書いたものは
どんな些細なものでも勉強になるので
メモ一枚たりとも捨てられない
どうやって書いてあるかを読み取り
自分で再現することが楽しい
音楽やっている人ならわかるかな
好きなアーティストの”音”を
再現したくならない?
完コピしたくならない?
その音の出し方や演奏の仕方を
研究して
再現して
それって、楽しいコトじゃない?
臨書の楽しさってそういう感じ