リヨンサミット
コポコポコポコポコポ…コーヒーメーカーの水がお湯に変わりコーヒーに注がれる最後の方の音…ほのかに漂うコーヒーの香りで目覚めた…あ、私は今、フランス・リヨンに居るんだ携帯で時刻を確認すると11月19日(火)7:30という事は、日本は今...15:30とすぐに時差計算をする私の脳隣で、従姉はスヤスヤと気持ち良さそうに寝ているキッチンで、コーヒーを煎れているのはルームメイトのブルーノどこか中性的な優しい雰囲気の漂うフランス人 と同時に、日本人として生きた記憶を持つ魂をも感じる従姉とブルーノがルームシェアをするようになったのもご縁ソウルファミリーとしての出会いは時代を越え、国境を越え、性別を越えとても素敵な経験をもたらしてくれる本当に、ありがたいいつどこで出会うか正確には再会するか決めて来ているけど、忘れていることベストな場所とタイミングでの再会がふと、思い出すきっかけになることも今、正に魂のリヨンサミットが行われているとベッドでまどろみながら夢の余韻に浸っている場合ではなく…今週土曜に行われるボジョレーマラソンに向けて、トレーニングの為に今日は8:30から一緒に走るよっ!って昨夜言われてたんだ!起きれにゃいかも...とか言いつつ時差ボケならぬ、時差ぱっちりでしかも、コーヒーの香りでの目覚めって最高じゃないか私:Bonjour~(おはよう~)ブルーノ:Bonjour~ Ça va ?(おはよう~ げんき?)私:Oui, oui, ça va…(うん、うん、げんき)こんな簡単な挨拶だけは出来る私今回のマラソン、従姉は走らず応援隊なので、トレーニングは私とブルーノ2人で走る事にいってらっさ~いと、玄関先で従姉に見送られ、身軽に出発~15キロってどこを走るんだろう?距離感も地理感もまだ良くわからないリヨンブルーノに着いて行けば大丈夫!と不安は無いものの、外に出てビックリ!寒っ!!想像以上に!さぶっ!!ça va!じゃないょ、さぶっ!!時差ぱっちりだった目も、更にぱっちり東京はこの時期、まだ10℃を下回る事は無いけど、フランスは既に「真冬」マラソン本番は、リヨンの北30kmに位置するブドウ畑が広がるフルーリー(Fleurie)からヴィルフランシュ(Villefranche)までの42.195kmが舞台私はハーフに参加するので、スタートはアルナス(Arnas)からゴールは同じくヴィルフランシュ(Villefranche)までの21km.過去に2回、冬のフルマラソン完走歴はあると言っても、ホノルルの冬は夏であり、真冬のマラソンは初体験コースの途中、葡萄畑を走るとか、給水所でボジョレーがふるまわれるとか、ランナーはコスプレとか、前代未聞のマラソンに興味津々で、ワクワク申し込みしたものの、寒さに関しては全く考えていなかった、というのが正直な所リヨンの北という事はもっと寒いのか…身体を寒さに慣れさせなければ…15kmトレーニングスタートこの橋はね、新しく出来たんだよゆっくりゆっくり、ブルーノの分かりやすいフランス語の説明を聞きながら、リヨンの街並を見学しながら、写真を撮りながらのジョギング距離感・地理感は分からないままだけど、こうやって一緒に走る人がいると心強いし、楽しいフランス語での会話は成り立っている様な、いないような、だけど何も気にする必要もなく、ただ、一緒に走って、景色を楽しみ、その「時」と「場」を共有する気づくと見覚えのある門が目の前にテット・ドール公園(Le Parc de Tete d'Or)はリヨンの観光名所でトリップアドバイザーでも1位になっている公園117ヘクタールという公園の、土地の広さもビックリする癒しの場・憩いの場117ヘクタールってどれくらい?とお思いの方東京ドーム25個分です公園内には10ヘクタールの動物園もあります(無料)7月に来た時には帰国日に公園散歩&動物園も見に来たなぁ~…と気づくのに結構時間がかかりました広大な公園は、色んな側面を持ち四季折々に見せる色んな景色も空気もその時々で色んな楽しみ方がある奥には白鳥の湖アヒルの湖でもありますリヨンサミットの石碑1996年6月27~29日 リヨンで行われたG7魂の会合がココにもリヨンサミット各国首脳となりココでこの時に会うと約束した魂の会合紅葉も楽しみつつ...写真を撮る余裕が無くなった所で、15キロトレーニング終了やはり、走っても寒いものは寒い…しかも、足がちょっと痛い...本番の土曜日までに治りますように~と、本番前の走るトレーニングはコレにて終了一旦家に戻り、従姉も一緒にランチへオシャレな本屋さんの奥にあるカフェレストランwifiも繋がり、一人で来る時にも便利なので要チェックポイントサーモン美味しく頂きました午後からは従姉は学校へ、という事で私は一人散策どんより曇り空ですが、ここから見上げるフルヴィエールの丘も好き大聖堂も、リヨンのエッフェル塔も見えます歩き慣れたベルクール広場周辺をぶらり最初来た時は見つけるのに苦労した星の王子さまと作者のサン=テグジュペリの像今は『ココにある』を確認し、ご挨拶Coucou ! 雨に濡れてもイイ男?ルイ14世の騎馬像雨もしたたるイイ男とイイ馬いつもは人が沢山いるベルクール広場…閑散期…冷たい雨…雨に濡れるのイヤな猫…という事で、避難従姉の学校の図書館に入れてもらい、勉強のフリ読めないけど、興味だけはアリビッグバンの神秘多次元宇宙の存在的な...第六感的に理解を試みた私他にも興味をそそられる本が沢山あり、パラパラぱらぱらめくりつつ…学生のフリと、勉強のフリをしてた所、ちゃんと勉強を終えた従姉が迎えに来てくれましたさて、ボジョレーマラソンに向けて、走るトレーニングは今朝の15キロで終了これからは飲むトレーニングです毎回連れて行ってもらっている "行きつけ" のワインバーLa Cave des Voyageursへまだ時間が早いからか、お客さんは誰もいませんが、いつも地元客で賑わう超人気店ですブルーノもお友達のエミリーさんも合流し、美味しく美しいソーセージたちとこれまた美味しく美しいチーズたちと共に本場で本気でワインのトレーニングの始まりこれもボジョレーマラソンに向けての一部であり全てココでもリヨンサミットの開催日本酒を飲んでみたい、というソムリエさんのリクエストにお答えして、日本酒をプレゼントソムリエと言えば、ワインのプロですからどの日本酒にしようか…と正直悩みましたそういう時には「プロ」に相談『日本からフランスのワインバーに持って行っても恥ずかしくないオススメの日本酒は?』と、お酒のプロである父に相談私の実家は酒屋で、大昔は造り酒屋でした福井の黒龍をはじめ、色々といくつかオススメ銘柄を教えてもらったのですが、フランス出発までに手に入るものがない!で、即、手に入るもので…とエクストラ大吟醸 浦霞が今回のリヨンサミットに参加コルク栓瓶に詰め、低温貯蔵でじっくりと熟成された、エクストラ大吟醸 浦霞を手にするソムリエのパスカルさんワインと同じように、コルク栓なので、開けるのも手慣れたものです緊張の?試飲タイムワイングラスに注がれる日本代表、エクストラ大吟醸 浦霞みんな五感をフル稼働させ、全神経が日本代表に注がれる瞬間フランス人ソムリエ2名、シェフ1名真剣な眼差し沢山の褒め言葉と共にホッとしている私...日本酒の造り方など、いろんな質問をされましたが、日本語で答えられないものは英語でも、更にはフランス語でも答えられるはずがなく…ですが、気に入ってもらえた事♡それに尽きますエクストラ大吟醸 浦霞の箱はこのワインバーの棚に飾られ今夜のリヨンサミット大成功ですつづく…タイムトラベル